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日本ハム・水谷瞬選手が新たな挑戦、「20-20」を目指す決意を語る

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日本ハムの外野手、水谷瞬選手(23)が29日、自らの目標として「20-20」を掲げる決意を新たにした

この目標は、20本塁打と20盗塁を達成することを意味し、ハワイでの自主トレを終えたばかりの水谷選手はその意義を語った

水谷選手は、昨年の今頃は1軍出場の経験もなく、プロ5年目で年俸は約560万円という状況であった

彼は、ハワイでの自主トレ中に振る舞われた豚汁が思い出深いものであり、辛い思いやハングリー精神を育むきっかけになったと明かした

この豚汁を味わった時の体験が、彼の野球へのモチベーションを高める大きな要素になっている

彼は、現地での食事が物価高の影響で質素であり、栄養面での不安を抱えていたことを振り返る

朝食はコーンフレーク、昼食は約750円の弁当、夕食はファストフードなどで過ごす日々に対し、豚汁を得たことで「涙が出るほどの感動があった」と述べた

昨年の自主トレからの成長を実感し、今年は再び豚汁を食べることで新たな決意を固めている

昨シーズンは交流戦MVPに輝くなど、奮闘を続ける中で「20-20」という具体的な目標を掲げたことは彼にとって新しい試みである

新庄監督からも期待のメッセージを受け取っており、「外野手争いは激しいが、打って走ってアピールしろ」と激励されたことも彼のモチベーションを高めている

さらに、日本ハムの河野竜生投手(26)は同日、沖縄・名護で行われている自主トレに参加し、今シーズンのテーマを「イニング数を増やすこと」とした

昨シーズンは34ホールドポイントを記録し、最優秀中継ぎとして評価されており、今年もタイトル獲得を目指している

水谷選手の「20-20」という目標は、プロ野球選手としてさらなる成長を求める姿勢を象徴しています。厳しい環境での経験や思い出が彼のモチベーションを高め、チームへの貢献につながることが期待されます。また、河野投手の若手ながらも確固たる目標設定も、日本ハムの未来を明るく照らしています。
キーワード解説

  • 20-20とは?プロ野球選手が目指す目標の一つで、20本のホームランと20回の盗塁を達成することを意味します。
  • ハングリー精神とは?目標達成のために努力を惜しまない、自己を奮い立たせる意志のことです。
  • 交流戦MVPとは?プロ野球の交流戦で最も活躍した選手に贈られるタイトルです。
  • ホールドポイントとは?野球の守備記録の一つで、中継ぎ投手が勝ち試合で登板し、チームがそのまま勝った場合に与えられるポイントです。

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