この日、ドラフト1位ルーキーの伊原陵人投手(24=NTT西日本)が早速、ブルペンで36球を投げ込み、約3時間の厳しい練習を行った
伊原は「テレビで見ていた選手たちで緊張したが、充実した時間だった」と当日の感想を述べた
伊原投手は、即戦力として期待される左腕であり、投球の内容についても言及
「ブルペンでは真っ直ぐを主体にした投球ができ、コントロールや投球の強さを確認できた」と振り返り、練習の成果を実感している様子だった
また、彼は初日の練習から先輩選手に積極的に質問する姿勢を見せた
特に、昨季の最優秀中継ぎ投手である桐敷拓馬選手(25)に対し、不得意とされるフォークやカーブに関する質問を繰り返し、「どのように狙ったところに投げるのか、力の入れ具合について勉強したかった」と語った
桐敷選手もその期待に応え、伊原に対してフォークの握り方や投球時の意識について適切なアドバイスを提供
「伊原はフォームが安定しており、完成度の高いピッチャーだと感じた」と彼の第一印象を語った
新人選手が先輩投手に率先して話しかける姿勢は、チーム内のコミュニケーションを促進する大切な要素である
伊原選手は、開幕一軍を目指しこの貴重な経験を生かしていきたい考えである
阪神タイガースのルーキー伊原投手が、合同自主練習において先輩選手に積極的に質問をする姿勢は、チームの未来にとって非常に重要です。コミュニケーションを通じて、彼は貴重な知識を吸収し、成長することが期待されます。特に、プロとして成功するためには、他の選手からの学びが必須だと言えるでしょう。
キーワード解説
- ブルペンとは?:ブルペンは、野球においてピッチャーが試合に出る前に投球練習を行う場所を指します。この場所で投手は自分の調子や投球技術を確認することができます。
- フォークとは?:フォークは変化球の一種で、ボールを投げる際に指を使ってボールの回転を変化させ、ボールが急激に落ちるようにする技術です。
- カーブとは?:カーブも変化球のひとつで、投球の途中でボールの回転をかけ、横に曲がる特性を持たせます。打者にとっては読みづらい投球となります。