この年のキャンプではA組(1軍)とB組(2軍)に分かれ、選手たちが新たな挑戦に備えます
キャンプ開始に先立ち、宮崎空港での歓迎セレモニーが行われ、続いて宮崎市内の宿舎で全体ミーティングが実施されました
ミーティングでは小久保裕紀監督(53)が就任2年目のシーズンに向けての訓示を行い、選手全員に3つのキーワードを示しました
これらのキーワードは、チームとしての指針となるべき重要なテーマです
小久保監督が示した3つのキーワード
- ①愉しむ【Play happy】
- 「自分自身が試合や練習で楽しめているか」という問いかけで始まります
楽しむということは、単なる表面的な楽しさではなく、幸せを感じることから生まれる深い満足感を指しており、選手が戦う場にいること自体が幸せであるべきとの考えです - ②出し切る【Give it your all】
- 「自分が持っている全てを、その瞬間に出し切るかどうか」が問われます
観客に対して出し惜しみをせず自分の力を発揮することが大切だと強調されています - ③追い求める【Never settle】
- 心技体全てにおいて究極を追求すべきというメッセージです
成績が振るわない時こそ、理由を外部に求めず、自らの技術向上に努めるようにと訓示しています
C組(3、4軍)およびリハビリ組は筑後のファーム施設に配置されています
ソフトバンクの春季キャンプの始動は、選手たちにとって新たなチャレンジの始まりを意味します。小久保監督が提唱する3つのキーワードは、選手たちが目指すべき目標を示しており、チームとしての結束力を高めるためのものです。これからのシーズンに期待がかかります。
キーワード解説
- 愉しむとは?:スポーツにおいて「愉しむ」とは、競技を楽しむことによって、自分が心から満足できる瞬間を得ることを指します。選手が楽しむ姿勢がパフォーマンスにも良い影響を与えるといわれています。
- 出し切るとは?:出し切るとは、自分が持っている能力や技術を100%発揮することを意味します。スポーツでは、一瞬のプレーが結果に大きく影響するため、出し惜しみなく全力を尽くすことが求められます。
- 追い求めるとは?:追い求めるとは、自分の限界を超えるために不断の努力を続けることを指します。選手が技術を向上させるためには、日々の練習を積み重ね、自らを厳しく追い込む姿勢が必要です。

