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ソフトバンク春季キャンプ、悪天候の中で始動

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◆ソフトバンク春季キャンプ(1日、宮崎) パ・リーグ2連覇を目指す福岡ソフトバンクホークスが春季キャンプを開始した

宮崎で行われるキャンプのA組(1軍)とB組(2軍)は悪天候の影響を受け、初日は室内練習場でのスタートとなった

小久保裕紀監督は、キャンプ初日の振り返りを行った

雨で迎えたスタート

天候は雨でのスタートとなったが、「(天気)予報がはっきり雨だったので、昨晩に雨用の練習予定を決められたので良かったと思います」とコメントした小久保監督

初日からのブルペン練習にも目を光らせ、選手たちの準備状況を評価した

新戦力と若手選手の成長

新戦力として加わる濵口遥大、伊藤優輔、2年目の前田悠伍は初日からブルペンに入った

濵口は昨年の日本シリーズで対戦した経験を活かし、チームの一員としての貢献が期待されている

前田については、「昨年のスタートと違って、1軍の勝つ戦力としての競争枠に入ってきている」とし、上積みが見られると期待を寄せている

キャンプの取り組み

S組で宮崎入りした選手も、雨の中で思い思いに汗を流した

小久保監督は、「できあがっている選手は(2月)15日ぐらいからでいい」という方針の中で、若い選手たちに多くの時間を与えることに注力していると述べた

雨により練習スペースが限られる中でも、選手たちは自主性を持って動くことを奨励されている

新たな試みに挑戦

小久保監督がキャンプで掲げた3カ条は、①愉しむ(Play happy)②出し切る(Give it your all)③追い求める(Never settle)である

「状態が良い時、人は流れに乗れるが、そうでない時に戻れる言葉があれば良い」と話し、個人として、チームとしてこの方針をもって訓練していきたいという意向を示した

今後の展望

小久保監督は「2025年型のホークスをつくる基盤になる月」と位置付け、捕手や外野手の争い、若手選手たちの成長に期待を寄せている

そして、今季の目標として「もちろんパリーグ連覇、まずはこれが一つの大きな目標」であり、「昨年達成できなかった日本一」を視野に入れ、全力でシーズンを駆け抜ける意志を見せた

新シーズンを前に始まったソフトバンクの春季キャンプでは、悪天候の中でも選手たちの自主性と集中力が試されています。若手選手の成長や新戦力の加入に対する期待も高まっています。
キーワード解説

  • 春季キャンプとは? 春季キャンプは、プロ野球のチームがシーズン開幕前に行う練習のことを指します。新たな選手の加入やチーム戦力の確認、戦術の構築などが行われます。
  • ブルペンとは? ブルペンは、投手が試合前に投げるための練習エリアを指します。ここで調整や実戦さながらの投球練習を行うことで、試合に向けた備えをしています。
  • パリーグとは? パ・リーグは、プロ野球のリーグのひとつで、6チームが所属しています。近年ではチーム間の競争が激化しており、熱戦が展開されています。

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