若手選手の達孝太投手(20)と山口アタル外野手(25)が、伝統行事に参加し、「おには~そと~!」と叫びながら赤鬼と青鬼に豆を投げつけました
達孝太投手のプロの道のり
達選手は奈良県の天理高校から2021年のドラフトで1位指名を受けて日本ハムに入団した右腕です過去シーズンオフには、約400万円を投資してアメリカに渡り、最先端のトレーニング施設で自主トレーニングを行い、さらなるスキルアップを目指しました
今年の1軍キャンプでは、初めて自らの実力を試す機会を得て、1日にはブルペンで152キロのストレートを計測
達選手は「自分の感覚では(球速は)そんなに出てない
でも出てるので、その感覚をしっかり埋め合わせていければ」と話していました
山口アタル外野手の挑戦と成長
カナダ生まれの山口選手も、入団に至る道のりは険しいものでした彼はテキサス大学タイラー校を中退し、2022年の育成ドラフトで3位指名を受けて日本ハムに入団しました
身体能力に優れた「フィジカルモンスター」としての期待が寄せられていたものの、左膝の大ケガに悩まされました
しかし、入団後は地道に日本語を学び、トレーニングを重ねて万全の状態でキャンプに参加
彼は自らの成長を示すため、ドリル教材を活用しながら少しずつスキルを向上させてきました
節分行事の文化的意義
昨年の節分では、フランミル・レイエス外野手やアニュラス・ザバラ投手など、外国人選手も参加し、日本の文化を楽しみながら「オニハソト、オニハソト」という掛け声をかけていましたプロ野球においてこのような文化体験は、選手同士の絆を深め、チームの一体感を生む重要な要素とも言えるでしょう
今回の日本ハムの節分行事は、若手選手にとって文化を体験しながらの意義深い時間でした。特に、達投手と山口選手はそれぞれの道のりを歩んできており、これからの成長に期待が寄せられます。キャンプを通じて彼らがさらに結束し、チームの力になれることを願っています。
キーワード解説
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