この日の午前中、田中投手は午後1時から行われる予定のメイン球場でのイベントに参加することになっていたが、それを前に練習に全力を注いだ
ネットスローとは、特に投球フォームの改善に役立つ練習の一つで、ボールがネットに向かって投げられ、主にフォームや球筋を確認するためのトレーニングである
この日、田中投手は投手陣のブルペン投球が終わった直後に、久保コーチとブルペンに移動し、約3メートル先に逆L字型のネットを設置した
そのネットを意識しながら、まずは正対の状態でボールを投じ、その後徐々に通常の投球フォームに戻していった
約30分間で113球を投げた田中投手
練習終了後には、後ろで観察していた内海投手コーチからフィードバックを受ける場面もあった
しかし、メイン球場でのトークショー開始時間が迫っていたため、キャンプの一環として予定されていたイベントにはギリギリのタイミングで移動した
田中将大投手の練習に対する真剣な姿勢が際立つ場面であり、ネットスローを通じてフォームを整えることで、今後のシーズンに向けた準備が着実に進んでいると言える。春季キャンプは選手にとって重要なトレーニングの場であり、個々の課題を克服する良い機会であることがよくわかる。
ネットの反応
田中将大選手が、巨人での新シーズンに向けて念入りな準備を進めています
彼は、連日行われる「魔改造講座」に参加し、113球を投げ込んでいます
この厳しいトレーニングに対するファンのコメントには、高い期待とともに彼を応援する温かい声が多く寄せられています
特に監督やコーチによるマンツーマン指導が印象的で、上手く吸収できれば良い結果に繋がるという見解が多いようです
また、昨年の状況と比較しつつも、過度な期待を避け、じっくりと見守る姿勢を持つコメントも見受けられました
これに伴い、チーム全体の士気も高まっているとの声もあり、巨人ファンの間では田中選手が復活することに期待が寄せられています
さらに、久保コーチの指導法に興味を持つファンや、その内容を理解しようとする姿勢が見られ、西日本放送での細かい内容説明に感謝の声も上がっています
その他にも、田中選手自身の実力を信じ、オープン戦での結果が重要だとする意見や、過去の経験を踏まえた上での期待と応援の声が多く聞かれました
選手のパフォーマンスに対するファンの期待が、今シーズンに向けたチームの強化と士気向上に繋がっていることが、今回のコメントからよく分かります
ネットコメントを一部抜粋
凄いなホントにもう徹底的にひたすら地固めって感じ、ネットスローでここまで投げるの初めて聞いた
上手く吸収できれば3勝以上も十分可能だろう。頑張れ。
逆にこれでリーグ優勝出来なかったら、いかがなものか、と思います。
魔改造なくしても肘の状態が良くて最初の2,3試合で見限られずローテを守れれば、10勝前後はできると思う。
久保コーチの魔改造で取り上げられてるけど、あくまでベテラン選手の再起への取り組みなんだから、じっくり取り組めることが出来てるなら何よりって思っとけばいいと思う
キーワード解説
- ネットスローとは? 投球のフォームや球筋を確認するために行う練習で、ボールをネットに向かって投げることで自分の投球を客観的に観察できる。