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西武・平良海馬投手、ラプソード不調の中でも冷静にブルペン投球を実施

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西武ライオンズの平良海馬投手(25)が、宮崎・南郷キャンプにおいてブルペン投球を行いました

今季から守護神としての役割を担う平良投手は、故郷の沖縄・石垣島での自主トレで既に150キロ近い球速を記録しています

この日も力強い投球を披露しましたが、自己所有の計測機器「ラプソード」に不具合が発生しました

ラプソードは、選手の投球データをリアルタイムで計測するための機器で、特にスピードや回転数を測定するのに役立ちます

この故障により、分析に必要なデータが得られず、平良投手は普段の練習環境とは異なる状況に置かれました

武隈祥太データ統括チーフ(35)がその場で修理を試みるも、電波系統の不具合が原因で迅速な修復は難しいとのことです

そのため、追加措置として増田達至ファーム・育成付き(36)が平良投手の後ろに立ち、スピードガンで球速を測定しました

平良選手は「ラプソードがなければ、ないなりの練習をするので」と冷静に対応し、変化球を交えながらブルペン投球を続行しました

自己の投球数値が「見えない」ことで、「コントロールの意識を高める感じですかね」と副産物を感じたと話しています

平良投手の柔軟な対応力とプロ意識が際立つシーンとなったようです

平良投手のラプソード故障という事例は、アスリートにとってデータ依存が高まる現代においての大切な教訓を示唆しています。技術が進化する一方で、現場の対応力や臨機応変な考え方が求められることを再認識させられます。また、平良選手が自己の意識を高めるために冷静に行動できたことは、今後のプレーにも好影響を及ぼすことでしょう。
キーワード解説

  • ラプソードとは?:ラプソードは、特にスポーツ分野で使用されるデータ解析機器で、投球速度や回転数を計測することに特化しています。選手が自分のパフォーマンスを客観的に評価するための重要なツールです。

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