坂倉選手は昨年11月28日に右ヒジの手術を受け、その経過が順調であることを示す重要な一歩を踏み出しました
術後回復の経過
坂倉選手は、高知で行われた自主トレでは、送球を最長40メートル程度に制限して実施していましたしかし、今回のキャンプでは一塁や三塁への正確な送球を行い、さらには本塁から二塁への送球にも挑戦
自己の感覚に驚きを持ちつつも、「気持ちをつくって投げたというよりも、さらっとやってしまった(笑)」と語りました
送球の強度と今後の展望
現在、彼の送球は昨季までの50~60%程度の強度にまで回復練習後には、約20球を二塁に向けて送球する練習も行い、今後の実戦復帰に向けた準備を進めています
坂倉選手は「ゲームレベルで投げられたりとか、そういうレベルに持っていきたい」と語り、来る3月上旬には守備でフルパフォーマンスが可能な状態を目指しています
昨シーズンの成績と目標
昨シーズンは侍ジャパンの正捕手として「プレミア12」の大会ベストナインに選出され、一方でチームでは捕手として64試合、一塁で49試合を経験しました坂倉選手は今季、捕手として初の全試合出場を目指すと公言しており、その実現に向け視界は良好です
坂倉選手の復帰に向けた動きは、ファンにとっても嬉しいニュースです。彼の順調な回復は、チーム全体にとっても士気を高める要因となります。特に捕手の存在は、ピッチャーとの連携やチームの守備力に直結するため、彼の早期復帰が期待されます。
キーワード解説
- シートノックとは?シートノックは、選手同士で行う守備練習の一環で、各ポジションの選手がその役割における基本的なプレーを確認し合うことを目的としています。
- 送球とは?送球は、野球においてボールを相手に投げる技術を指し、正確さや強度が求められます。特に捕手の送球は、ランナーを刺すために非常に重要です。
- 実戦とは?実戦は、本番の試合のことを指し、練習とは違い、試合の雰囲気の中で行われます。選手のパフォーマンスを測るうえで重要な要素です。