しかし、その中で特筆すべきは、ドラフト1位の西川史礁(22歳)が球団の新人として2018年の菅野剛士以来となる開幕4試合連続安打を達成したことです
西川はこの試合で「2番・左翼」としてスタメン出場し、ZOZOマリンスタジアムにおいて公式戦デビューを果たしました
彼は五回に、オリックスの曽谷が投じたスライダーを捉え、痛烈な中前打を放ちました
このヒットで彼は初打点のチャンスを迎えたものの、二塁走者の友杉が三塁でストップし、タイムリーは叶いませんでした
其の後の打席では、投ゴロや二ゴロと凡退し、11残塁という拙攻の中、ロッテは今季初の黒星を喫しました
西川は試合後「毎試合ヒットがでていることはいいことですが、最後の打席とその前を振り返ると、本当に悔しいです
明日も打つために、納得いくまで練習したい」と、悔しさを滲ませたコメントを残しました
敗戦のなかで感じたこの悔しさを、次の試合で打撃で晴らす意志を示しました
今回の試合では、ロッテの西川選手の活躍が目立ちました。特に、若手選手が開幕戦から活躍することはチームにとって大きなプラスとなります。しかし、チーム全体の得点力不足が浮き彫りになった試合でもあったため、今後の修正ポイントが求められます。
キーワード解説
- ドラフト1位とは?:大学や高校で優秀な成績を収めた選手がプロ野球チームに指名されることを指します。指名順位が高いほど期待される選手となります。
- タイムリーとは?:得点につながる打球を意味します。特に、走者が得点をする際に役立つヒットを指します。
- 残塁とは?:得点またはホームに帰れず、塁上に残った走者のことを言います。試合において攻撃がうまくいかない場合にこの数が増えます。