キャンプインに合わせ、元監督の高橋由伸氏(49)や「KAT―TUN」の亀梨和也(38)と共に宮崎を訪れた阿部監督は、上田晋也(54)による単独取材を受けた
昨季、巨人は4年ぶりにセ・リーグ優勝を果たしたものの、クライマックスシリーズでは3位の横浜DeNAベイスターズに敗れ、日本シリーズ進出を逃した
オフには、日米通算197勝を誇る田中将大投手(36)や、ベストナイン3度、ゴールデングラブ賞7度受賞の甲斐拓也捕手(32)に加えて、通算166セーブを持つライデル・マルティネス投手(28)を獲得し、チームは大幅な補強を果たした
今シーズンの抑え投手候補として挙げられるのは、プロ通算3年間で80セーブを記録する大勢投手(25)
阿部監督は上田の質問に対し、「まだ大勢には伝えていない」と明かした
今季は、9回をマルティネス投手に任せ、8回を大勢投手に使用する方針を示した
昨季の8回では失点が多かったため、その改善を期待している理由について、「実際、8回での失点が140試合中40とも聞いています
それを半分に減らせれば、チームの勝利に大きく貢献できると思う」と述べ、これから大勢にその役割を伝えたい考えを示した
今年の巨人は新たな選手補強により、戦力の増強を図っています。特に抑え投手の起用法において、マルティネス投手と大勢投手をどのように組み合わせるかが注目されます。失点の改善とチーム成績向上のための戦略が期待されるところです。
ネットの反応
巨人・阿部監督が大勢選手に、今後の役割について「まだ伝えていない」とコメントしたことが、ファンの間で大きな反響を呼びました
コメントでは、大勢選手がこれまで守護神としてチームを支えてきた背景が評価されつつも、監督の発言によってやる気を削がれてしまう懸念が示されています
このような監督の発言は、選手の気持ちにどのように影響を与えるのか、ファンたちは心配している様子が見受けられます
さらに、甲斐選手を正捕手に固定するという発言にも疑問が呈され、これがチーム内での選手の思いや未来への影響を持つのではないかという意見が多く寄せられました
特に、選手の配置転換を公にすることは慎重であるべきだという声が上がっています
大勢選手に対する役割の発表が記者会見で先にされるのは不適切だという指摘があり、選手への配慮が欠けているとの批判が強まっています
他のコメントには、大勢選手がメジャー挑戦を考えるだろうという意見や、クローザー候補に関する期待感が混在していますが、監督の選手に対するリスペクトの欠如とも受け取れる発言が選手たちの心情に影響を与えていると感じているファンも多いようです
選手起用に関する不安や疑問は、巨人ファンだけでなく、他球団のファンからも寄せられています
この様な状況が、今後のシーズンにどのような影響を及ぼすのか注目されています
ネットコメントを一部抜粋
大勢かわいそう…甲斐に「10」付けたり、なんだかなぁ
阿部はホント気遣いがない
まだ伝えてないことを記事で知る大勢は気の毒だよ
せめてキャンプなりオープン戦なりで守護神競争させてあげて欲しいわ
自軍の選手に対してリスペクトが無さすぎる
キーワード解説
- 抑え投手とは? ヤクルト・スワローズや阪神タイガースなどのプロ野球チームにおいて、試合の終盤、特に9回に登板し、リードを守る役割を担う投手のことを指します。
- クライマックスシリーズとは? プロ野球においてセ・リーグとパ・リーグのそれぞれの上位チームが争う、リーグチャンピオンを決めるシリーズのことです。
- ゴールデングラブ賞とは? プロ野球の選手たちの中で、特に守備が優れている選手に贈られる賞です。