浅村選手は、西武時代に一塁手としてゴールデングラブ賞を獲得した経験があり、12年ぶりに本格的に一塁守備に挑戦することになります
浅村選手は、「ファーストを一年間守ったこともあるので、そんなに違和感はなかったです」とコメントし、自身の適応能力を示しました
使用するファーストミットは、巨人・岡本和真モデルを試用し、改良を加える意向を示しています
また、プロ入り以来、遊撃、一塁、二塁、昨季は三塁を守った経験から、守備に対する柔軟な考え方を持っています
「二塁とよく似たアングルなので、三塁に転向した去年の違和感よりもスムーズにできそう」と語り、その期待感が伺えます
三木監督は、浅村選手の守備能力に対して全幅の信頼を寄せており、「彼なら経験も含めて対応力は抜群なので、しっかりやってくれると思う」と評価しました
また、浅村選手は通算2000安打まで残り36本であることから、打撃練習にも意欲的に取り組んでおり、2日連続でランチ&居残り特打を行いました
トレーニングに使用しているバットは、長さや重さが異なる3種類を使い分けており、「ヘッドが最後に出てくる感覚で、ノックバットのようにしならせて打ちたい」と説明しました
昨季は14本塁打を記録した主砲である浅村選手は、「もう一回、復活したい」と決意を新たにしています
浅村選手が一塁手に転向することは、チームにとって新たなチャンスとなるでしょう。過去の経験を活かして守備をこなす姿勢は、若手選手の模範にもなるはずです。打撃でも復活を誓う浅村選手の成長に期待が寄せられます。
キーワード解説
- ゴールデングラブ賞とは?プロ野球選手が位置に対して優れた守備を見せた際に選ばれる賞で、年度ごとに各ポジションで最も優れた選手が選出されます。
- ファーストミットとは?一塁手専用のグローブで、通常のグローブよりも浅く作られており、捕球しやすい特性があります。
- 通算2000安打とは?プロ野球選手が生涯で得たヒットの合計が2000本に達することを指し、これは大きな達成目標とされています。
- 特打とは?試合形式でない集中した打撃練習で、選手が自分の対応力を高めるために行います。