2年目で先発に転向した彼は、新しいスタイルでの投球を通じてさらなる成長を目指しています
この日、古田島選手は新背番号35のユニフォームを身にまとい、ブルペンで60球を投じました
彼がこの「新田島」投法を思いついたのは、同期入団の高島選手と宮崎でのサウナ入浴中のこと
古田島選手は「長いイニングを投げられるように、下半身をより使った投げ方」を模索し、左足を上げて止める従来のスタイルから、流れの中で投げる方法に変更したとのことです
彼はまた、昨季まで中継ぎとして使用していたスライダーやチェンジアップをオープンにし、打者に対するアプローチを広げました
昨季はドラフト6位で入団し、勝ちパターンの一員として50試合に登板、2勝1敗、24ホールドという成績を収め、防御率は驚異の0.79を記録しました
これにより、彼の「古田島ガッツ」と呼ばれる激しいガッツポーズも一躍注目を浴びる存在となりました
先発転向について彼は、「たぶんスタイルでは変わると思うので、新しい自分を、“新田島”を見てほしい」と期待を寄せています
今季の古田島選手の活躍から目が離せません
古田島選手の新たな試みは、単にスタイルの変更に留まらず、彼自身のキャリアアップを目指す重要な一歩です。同選手の成長とともに、今後の活躍から目が離せません。この挑戦が波及し、チーム全体の士気向上にも寄与することが期待されます。
キーワード解説
- 新田島とは?:古田島選手が新たに考案した投法で、従来のスタイルよりも下半身を使って勢いよく投げる方法を指します。
- ブルペンとは?:選手が試合前に投球調整を行う場所で、監督やコーチからの指示を受けながら技術向上を図ります。
- スライダーとは?:横に曲がる球で、打者の外角に投げることが多い変化球の一種です。
- チェンジアップとは?:速球に見せかけて遅い球を投げる技術で、打者にタイミングを崩させる効果があります。
- 防御率とは?:投手が与えた失点の数を元に算出される指標で、低いほど優れた成績を意味します。