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巨人・吉川尚輝選手の春季キャンプにおける守備ルーティンとグラブへのこだわり

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2025年の春季キャンプが始まり、プロ野球界では選手たちの練習や準備が進んでいます

今回、「野球のギモン 知ってQ(きゅー)」という企画の一環として、各球団の選手に野球の疑問をぶつけることが行われました

今週は、読売ジャイアンツの吉川尚輝内野手(29)が特集されました

吉川選手のルーティンとグラブ選び

吉川選手は、キャンプ地に複数のグラブを持ち込むことを毎年のルーティンとしています

彼は、昨シーズンの活躍が評価され、悲願のゴールデングラブ賞を初受賞した屈指の守備範囲を誇る内野手です

最大のポイントは、アドバイザリー契約を結ぶゼット社から納品された新しいグラブを試すこと

吉川選手は「毎年、必ずやることはグラブを試すこと」と話しており、数個の新しいグラブを確認する作業から彼のキャンプは始まります

二塁手としての特性上、動きが多く重要な役割を果たすグラブは彼にとって“相棒”といえる存在です

試合用グラブへのこだわり

吉川選手は、「あっ」とひかれたものを試合用に選ぶと述べています

この「感覚」は言葉では表現しにくいものであり、実際にグラブを試すことで得られるものです

現在の試合用グラブは、3年間愛用しているものだそうです

彼のこだわりは、「ボールを捕ったときの感触や入り方」にあります

使用後には、ソフトボールサイズのボールをグラブに入れて型付け用のバンドで固定し、専用ケースにしまいます

これは、長持ちさせるための彼流の手法です

「軟らかくなりすぎるのが嫌」とする吉川選手の硬めのグラブは、堅守を支える重要な武器となっています

誕生日を迎える吉川選手

吉川選手は、8日に30歳の誕生日を迎えることになり、キャンプ地でその日を過ごすのは今年で9回目とのこと

誕生日を迎えるたびに、固い決意を新たにする吉川選手の姿勢が伺えます

吉川選手の春季キャンプにおけるグラブへのこだわりは、プロ野球選手としての意識の高さを示しています。試合用のグラブを大切に扱い、感覚を重視する姿勢は、守備力に現れるでしょう。また毎年誕生日をキャンプ地で迎えることは、彼にとって特別な意味を持ち、さらなる成長の糧となることでしょう。
キーワード解説

  • ゴールデングラブ賞とは?プロ野球選手の守備能力を表彰する賞です。守備における技術や安定感が評価され、優れた選手に贈られます。
  • ルーティンとは?特定の行動や作業を習慣的に繰り返すことを指します。選手にとって精神的な安定や集中力を高めるための重要な手法とされています。
  • グラブとは?野球においてボールをキャッチするために使用する手袋のことです。各選手が自分に合ったグラブを選び、特に守備が重要なポジションの選手にとっては選択が勝敗を分けることもあります。

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