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ヤクルト・奥川恭伸、春季キャンプでの投球に期待高まる

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2月2日、沖縄・浦添で行われたヤクルトの春季キャンプでは、投手の奥川恭伸(23)が初めてブルペンで投球を行い、良好なスタートを切りました

奥川は「まだ始まったばかりで何ともいえないけど、良いスタートは切れている

気持ちよく投げられた」と述べ、投球フォームのバランスにも意識を向けています

この日は全て直球で30球を投じ、「強い直球」をテーマに掲げて臨んだ右腕は、自己評価として「(強さは)まずまず」と謙遜しましたが、捕手の星野は「球も強かったし、(奥川の)いい時の球に近づいている」と称賛

さらに、古賀捕手も「ベース板の上で(ボールが)グッと来る感じがあった」と、その投球の質の高さを認めました

昨シーズンはけがに苦しみ、わずか3勝に終わった奥川ですが、昨年10月からのトレーニングで体幹を中心に鍛え、筋量を増やして体重を3キロ増加させました

キャンプに入ってからまだ2日ですが、球速は140キロ中盤を計測しており、2021年にリーグ制覇、日本一に貢献した頃の力強さが戻ってきている様子です

高津監督も「腕が強く振れて、スピードも出ていた

しっかりと準備をしてきたのかな」と奥川のパフォーマンスを評価

オープン戦に向けて開幕投手の候補についても言及し、「たくさんいる候補の一人」と語っています

昨季は腰痛の影響でキャンプを途中で離脱した奥川は、今季は完走を目指すと共に、開幕投手に向けた闘志を見せています

「(開幕投手は)みんなが狙っている場所

負けない気持ちでやりたい」と意気込む姿に、チームメイトやファンも期待を寄せています

今年のヤクルト春季キャンプにおいて、奥川選手の投球は特に注目されています。昨年来のけがからの復活を果たすための努力が、着実に成果を上げている様子が伝わります。開幕投手を目指す彼の意欲は、チーム全体に良い影響を与え、ファンからの期待も高まります。
キーワード解説

  • ブルペンとは?—ブルペンは、ピッチャーが投球練習を行う場所を指します。試合に出る前に、投手がコンディションを整えるための重要な場所です。
  • 直球とは?—直球は、投手が最も基本的な投球で、変化球に対してストレートな球筋が特徴です。スピードとコントロールが重要です。
  • キャンプとは?—春季キャンプは、シーズン前の準備期間で、選手たちがチームとしての連携を深めたり、個々の技術を磨いたりするために行われます。

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