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DeNA小園投手、沖縄キャンプで新たな変化球の習得に挑戦

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2025年2月3日、横浜DeNAベイスターズの小園健太投手(21)が、沖縄・宜野湾キャンプにおいてブルペン入りを果たし、新しい変化球の習得に取り組んでいることが報じられた

昨年のドラフトで1位指名を受けた小園投手は、投球練習の中で自身の武器を更に増やすことを目指している

ブルペンでの投球練習

小園投手は、「最初は自分の投球が入るかどうか不安だったが、試してみたい変化球があった」と振り返った

彼は前回のブルペンでは変化球をあまり投げなかったため、「今回は少々球数を減らしながら、入るように意識した」と説明した

監督からのアドバイス

投球を見守った三浦大輔監督(51)は、小園に対して「もっと力を抜いて投げるように」と“注意”を促した

小園はこの指摘に対し、「その通りだと思った」と、焦らずに実力を上げていく方針を示した

先輩から学び、武器を磨く

小園は、「坂本さんに教えてもらったことを試してみたい」と話し、昨季リリーフとして好成績を収めた坂本投手に触れた

坂本はチェンジアップを多用し、キャリアハイの成績を残している

小園も新たな変化球を自身の投球に取り入れ、武器を増やそうとしている

チェンジアップの可能性
小園は、「チェンジアップを多く投げていなかったので、自分にとって新球種との出会いだ」と述べた

彼はこの新しい投球スタイルについて、握り方や投げ方が異なるため、新しい感覚を持ち込みながら試行錯誤している様子を伺わせた

チェンジアップは直球と比べて10キロの速さの差があるため、相手打者にとって捉えにくい投球とされている

また、小園は「回転効率が90パーセント後半に達し、良い結果が得られたが、真っすぐとの落ち幅をもう少しつけられたら良い」と先を見越した投球の成熟を目指していると語った

他のルーキー選手もブルペン入りし、競争が始まったこのキャンプ、小園は「自分は今一番下だと思っている

新しい選手が加わることは意識せず、全員が枠に入れるような意識を持っている」とアピールを続けている

小園投手が新たな変化球の習得に挑戦している姿勢は非常に注目される。特に、先輩からのアドバイスを素直に受け入れ、成長を目指す姿勢はプロ選手として重要である。新球種の習得は、今後の成績に大きく影響を与える可能性があり、期待が高まる。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:ブルペンは、試合開始前や試合中に投手がウォームアップをするためのエリアを指し、ピッチング練習が行われる。
  • 変化球とは?:変化球は、直球のように真っ直ぐ飛ばず、落ちたり曲がったりする球を指し、打者に対して予測を困難にする効果がある。
  • チェンジアップとは?:チェンジアップは速球に似せた投球で、通常の直球と比べて速度が遅くなるため、バッターのタイミングを外すことができる。
  • 回転効率とは?:回転効率はボールが回転する際の安定性を示し、高い回転効率は直進性が良くなるため、投球の質を左右する。

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