今回の練習では、特に新球として注目されるカットボールに挑戦した
カットボールとは、ピッチングにおいて横に曲がる変化球の一つで、打者にとっては打ちにくい球種となる
この日の練習で、戸郷はカットボールを含む27球を捕手・岸田のミットに向かって投げ込み、その中の3球が新たに試したカットボールだった
戸郷はこの新球について「いい球がいってたので、順調に調整できてるかなと思います」と自信を見せた
また、彼の目標として「今年は1つ球種にアレンジを入れて、いい投球の幅になればなと思ってます」と明言した
カットボールを習得するきっかけとなったのは、同じチームの丸佳浩外野手(35)からの“伝授”である
戸郷は「(広島の)大瀬良(大地)さんの握りなんですけど、丸さんから教えてもらいました」と述べ、カットボールの握り方や投げ方について丸から学んだことを明かした
昨シーズンのオールスターゲームにおいて、丸が元同僚である大瀬良からカットボールの投げ方を学び、それが戸郷に受け継がれていったという
これからのシーズンで、戸郷が新たに習得したカットボールを試合で使用する日が来るのもそう遠くないだろう
新しい球種を持つことで、彼のピッチングスタイルがより多様性を増すことが期待される
戸郷翔征投手が新たなカットボールに挑戦する姿勢は、彼自身の成長を示していると言えます。この新球を通じて、彼の投球スタイルに新たな幅が生まれることが期待され、今シーズンの活躍が楽しみです。
キーワード解説
- カットボールとは?:横に変化する特徴を持つピッチングの球種で、打者のタイミングをずらす効果があります。