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戸郷翔征、巨人の新エースへ向けてカットボール習得に挑む

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日本テレビの「Going!Sports&News」が2日に放送され、読売ジャイアンツの戸郷翔征投手(24)が新たにカットボールの習得に挑戦していることを明かしました

戸郷選手は主に最速154キロのストレート、スライダー、フォークの3球種を投げ分け、昨シーズンには最多奪三振のタイトルを獲得しましたが、今季に向けて新球種のカットボールに取り組んでいます

カットボールとは?

カットボールは、ピッチャーが投げるボールの一種で、ストレートよりも打者の手元で変化することで有名です

一般的なカットボールはボールの横方向に少し曲がり、打者にとっては打ちづらい球となります

戸郷選手は、「普通のカットボールより速くて強いカットボール」を意識しており、打者の手元で曲がることを目指しています

挑戦のきっかけと学びの姿勢

戸郷選手がカットボールを学ぶきっかけは、広島カープの大瀬良投手の存在です

「大瀬良さんのカットボールが凄く強くて速い」と周囲の打者から聞き、コツを教えてもらったのは、チームメイトの丸佳浩選手経由だと明かしました

具体的な握り方には直接聞いていないものの、丸選手がオールスターゲームの際に大瀬良選手に聞いて攻略情報を取得したようです

戸郷選手はボールの握り方はストレートと同じで、投げる際にボールの向きを変えるだけというシンプルな取り組みをしています

「今は試行錯誤しながら」練習を重ねていると言い、周囲の意見を敏感にキャッチする姿勢を見せました

「盗み聞きって凄くいいな」と笑顔を交えながら話す姿からは、学びに対する積極性が伺えます

エースへの自覚と意気込み

さらに、戸郷選手は“エース”としての自覚も強まっています

「菅野選手がいなくなって、大きな柱がいなくなったので、自分がその柱にならないといけないという覚悟です」と心の内を語り、チームのために成果を出すことに重みを感じています

他の選手とともに「あっというような成績を残したい」と力強い意志を表しています

戸郷選手のカットボール習得への挑戦は、彼が巨人の新たなエースとしての期待に応えるための重要なステップです。彼の真摯な態度と意欲は、他の選手にも良い影響を与えるでしょう。これからの成長に注目が集まります。
キーワード解説

  • カットボールとは?打者の手元で変化するボールの一種で、ストレートと似ていながらも、少し横に曲がる特性を持っています。
  • 奪三振とは?ピッチャーが打者を三振にしてアウトを取ることを指し、特に多く三振を奪ったピッチャーに贈られる称号です。

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