この日は、投手陣全体のウオーミングアップを終えると、「木の花ドーム」で捕手を立たせて8球を投げ、その後片膝立ちで28球を投じた
久保康生巡回投手コーチ（66）は、これまでの投球の感触について「今日の感じでしたら、十分ゴーサインを出せそうですね」とコメント
昨季は一試合の登板にとどまった右腕が、今月中の実戦登板も視野に入れている
新たな投球フォームを模索
田中将は、ブルペンで体重移動を意識した新しいフォームを確認しながら36球を投げ込んだ「練習している内容をしっかりと投げられ、自分の投球フォームにつなげている手応えがあった
この収穫は大きかった」と述べると、力のこもったボールがミットに収まった際には「今日一番のボールだ」と笑顔を見せた
復活に向けた計画
田中は、キャンプ初日の時点で久保コーチとともに投球フォームの大改造を計画彼は「ドリルを通じて1つずつ動きを確認し、クイックやセットからの投球も練習している」と報告
キャンプ3日目には、「投げている感覚が全然違い、めちゃくちゃいい」と手応えを語った
焦らず丁寧に進める復活への道
田中は、早ければ2月中には実戦登板が期待されるが、「まだ体の使い方を身に付ける段階力まない状態でボールを投げられるように、しっかりと自分のものにしていきたい」とも
彼の過去の輝かしい成績を参考にしつつ、復活への道を着実に歩んでいく考えだ
田中将大のキャンプでの取り組み
- キャンプイン前に久保コーチと方向性を確認
- 逆傾斜を利用した約100球のネットスローで体重移動を強化
- 投球時の体傾きの癖を矯正するための練習を実施
- チューブを用いたトレーニングを行う
ネットの反応
田中将大選手の改造フォームについてのコメントが多く集まりました
多くのファンが田中選手の復活を願い、期待を寄せています
特に、24勝無敗の伝説を持つ選手が再びその能力を発揮できることを望む声が聞かれます
久保コーチの指導力に感謝しつつ、彼の存在が田中選手にどれほど影響を与えているかについても触れられ、彼が少しずつ自身の感覚を取り戻すことを願うコメントが目立ちました
一方、年齢や昨年の実績から、フルシーズンを乗り切るのは難しいのではないかとの懸念もありました
あるコメントでは、田中選手は一試合しか投げておらず、身体のキレが不安視されています
また、楽天時代に比べて、巨人での新たな挑戦がどのような結果をもたらすのかといった疑問が呈されています
ファンの中には、今シーズンの目標として最低でも5勝を挙げるという期待もありましたが、過度な期待はせず慎重な姿勢を求める声もあります
その中で、慎重に調整を進めることや、結果にこだわらず楽しんでプレーしてほしいという意見も見られました
全体として、田中選手の復活を信じる気持ちと、年齢や昨年のパフォーマンスへの不安が交錯するコメントが多く寄せられています
ネットコメントを一部抜粋
メジャーって1年全休かそれに近い休みも取るイメージあるからマー君の昨年もそれだと信じたい！
活躍できてもできなくても引退まではそう長くないだろうから、いっぱい楽しんで野球して(^^)
田中投手が復活すれば本当に大きい。
マー君ほどの投手になると、コーチの助言というか指導に耳を貸さなくても不思議じゃないですが。
久保コーチの存在は絶大と言っても過言ではない。
キーワード解説
- ブルペンとは？ ブルペンは、投手が試合前に実際の投球の感覚を確認するための練習場であり、投手の調子やフォームを整える重要な場です。
- ウオーミングアップとは？ ウオーミングアップは、運動を始める前に体を温め、筋肉をほぐすために行う運動のことです。体の怪我を防ぐためにも重要です。
- ドリルとは？ ドリルは、特定の動作や技術を繰り返し練習することで、運動能力を向上させるための方法の一つです。
