2月3日、第1クールの3日目にブルペンでの投球を行った山田投手は、阿部慎之助監督の視察の下、力強いボールを投げ込む姿を見せました
山田投手は、「だいぶいい感じで来ています」と自身の調子を語り、今シーズンは先発を目指していることを示唆しました
彼の投球スタイルは、リリーフ時代とは異なり、緩急をつけた配球を意識しており、相手打者への対策も考慮しながら投げているとのことです
山田投手は、リリーフ時代に「全部三振狙いにいくくらいの気持ちでやっていた」と振り返り、先発に挑戦することで投球のスタイルが変わることに苦労しているようです
「疲れてきたり、相手がどんどんボールに目が慣れてきたりもあるので、少しずつ自分の中で考えるようにしています」と、戦略的思考を深めていることも伺えます
ドラフト同期の大勢投手や赤星優志投手は1軍で活躍している中、育成からのスタートとなった山田投手は「僕だけ出遅れているので、立場厳しくなっちゃったんですけど、そこはしっかり追いついて、少しでも1軍で活躍できるようにやりたいなと思います」と前向きな姿勢を見せています
山田龍聖投手の子提供は、プロ野球界において育成選手の重要性を示す一例と言えるでしょう。彼の前向きな姿勢や戦略的アプローチは、多くのファンに安堵感と期待感を抱かせます。
キーワード解説
- 育成選手とは?選手育成を目的とした制度のもと、プロ野球チームに契約されたが、1軍昇格が果たされていない選手。
- ブルペンとは?ピッチャーが試合中に投球練習を行う専用の場所であり、選手にとって重要な調整の場である。
- 先発投手とは?試合の最初から登板し、長いイニングを投げることを期待されている投手のこと。