視察に訪れた侍ジャパンの井端監督に対し、新庄監督は自軍の有望選手を推薦する場面がありました
推薦された選手には、万波、水谷、河野、そして斎藤の4人が含まれており、特に斎藤については「友貴哉くんでいいの？って言った（笑）」と新庄監督が驚きを交えて語りました
斎藤は阪神からの移籍2年目となる昨季、防御率1.71を記録し、自己最多の25試合に登板するなど期待が高まっています
井端監督は「昨年終盤のボールは非常に速かった
本当に楽しみ」と期待感を表しました
しかし、新庄監督は安易に称賛することはせず、「ボールが変わったらどうかな
器用なピッチャーじゃないから
」と続け、選手への評価をジョーク混じりに行いました
このようなコメントからも、選手への期待と同時に冷静な分析の姿勢が垣間見えます
また新庄監督は、他球団の有望選手を推薦することも忘れません
昨年、楽天の辰己選手を推薦した結果、彼がプレミア12に選ばれたことを振り返り、今回もヤクルトの長岡選手を挙げたことに言及しました
一方で、プレミア12での結果が芳しくなく、今回候補に入らなかった清宮選手に関しては、「清宮くんは残念だったね」と言い放ち、彼へのイジリを忘れない新庄監督
これには、若手選手たちへの期待を込めた愛の表現が隠れているといえます
新庄監督は若手選手に希望をかけ、「どの選手を選ぼうかっていう人数は、他の球団よりちょっと多いかもしれない」と、自軍選手への溢れる愛情をも強調しました
新庄監督が自身の選手に厳しい言葉を投げかける一方で、彼らの成長に期待を寄せる姿勢が印象的です。選手の扱い方や育成への熱意が新庄監督の魅力を際立たせています。
キーワード解説
- 斎藤とは？若手選手で、昨季自己最多登板を果たした投手。
- 防御率とは？投手の成績を示す指標で、低いほど良いとされる。
- プレミア12とは？12の国と地域で開催される国際野球大会。
