この試合では、1軍から参加した今川優馬外野手(28)が活躍
彼は本塁打を放ち、選球眼の良さも際立てたため、新庄監督からは「良かったよ
一気にレギュラー取るかもしれない」と高く評価されました
今川は紅組の「2番・左翼」として出場
3回の第2打席では、育成左腕の北浦竜次投手(25)が投じた内角寄りの直球を捉え、左翼席に本塁打を放ちました
2022年には10本の本塁打を記録したものの、ここ2年は長打が出ていなかった彼にとって、久々の一発が生まれた瞬間には「打った瞬間、行ったと思った
久しぶりすぎて全力で走っちゃいましたね」と喜びを隠さず語りました
また、新庄監督が特に評価したのが初回の第1打席での四球を選んだ場面です
「打ちに行って力んでフライ上げるかなとイメージしていたけれど、打つタイミングを早くできたからボールを見極められた」と今川は自らの成長を語り、新庄監督もその取り組みを確認したと感じています
監督はオフに、今川がインスタグラムにアップした打撃練習の映像を見て「もっと早くタイミングを取らないと使えない」と指摘しており、今川はその教えを胸に、特に米国での修行に励んでいたとのこと
その効果を実感し、キャンプインでの初実戦でのアピールに成功したのでした
新庄監督は「今川君と私のやりとりの結果」と目尻を下げながらアピールの成果を評価し、今川自身も「出塁率を高めたい
今年は四球を取るくらいなら、強引に打って長打にした方がアピールになるかなと思っていたが、大人になりました」と成長を感じています
これにより、新庄監督が「今年一番楽しみ」と語る外野の競争が、一層激しさを増していることが伺えます
今川優馬選手の活躍が印象的な今回の紅白戦。新庄監督による期待が込められた外野の競争が、一層盛り上がってきている点が注目されます。選手自身も成長を実感しながら取り組んでいるようで、今後の試合でのさらなるパフォーマンス向上が期待されます。
キーワード解説
- 選球眼とは?:選球眼とは、野球選手が球を見越してボールを打つための能力を指します。巧みにボールの軌道や位置を見極め、適切なタイミングで打つことで、出塁やヒットを狙います。
- 出塁率とは?:出塁率は、選手が打席に立った際にどれだけの確率で塁に出られるかを示す指標です。ヒット、四球、死球など、出塁をする行為すべてがカウントされ、選手の打撃能力を測る重要な数値とされています。