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寒波の中、ソフトバンク春季キャンプで選手たちの調整が進む

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記者コラム【好球筆打】 ◆ソフトバンク春季キャンプ(4日、宮崎) 強い寒気が流れ込んだ影響で、南国宮崎も強烈な寒さに見舞われた

気温は10度を軽く下回り、小久保監督は「5枚も着込んでんのに寒すぎやろ

もう、終わろうや」と冗談とも本気とも取れる言葉を口にしながら、必死に寒さに耐えて打撃練習を見守っていた

選手たちの独自の練習スタイル

そんな寒さに左右されることなく、マイペースで練習を行っていたのが「S組野手陣」である

柳田、中村晃、今宮の3人は、屋外で行う予定だったフリー打撃を強風と寒さのために室内練習場へと変更した

山川は午前11時には球場を後にするなど、それぞれが自分のペースで第1クール最終日を終えた

調整一任の「S組」の効果

キャンプ初日から、誰よりも多くバットを振っている山川は、練習休日の5日も球場に来て打ち込む意欲を示していた

小久保監督が導入した調整一任の「S組」は、選手たちが自分のタイミングで練習できるため、チーム成熟につながる貴重な環境となっている

選手たちの集中力と自信

近藤はまだチームに合流していないものの、選手たちからは好印象の声が上がっている

「普段のキャンプ以上に集中できているので、最高っす」と語る主砲柳田

中村晃は「一つ一つ、自分のペースで練習を進められるので濃い時間を過ごせています」と持ち味を発揮している

今後の展望
6日からの第2クール以降、一部選手が練習内容によって合流する見込みだが、「S組」の本隊合流は第4クール初日の15日からとなる

「そこでどんな姿を見せるか、それはすごく大事だと思っている」と語る山川の言葉には期待が込められている

寒波の影響で厳しい環境となった中で、選手たちがそれぞれの方法で自主的に練習を続けている様子は、チームとしての成熟を感じさせる。今後の合流選手たちの動向も気になるところだ。
キーワード解説

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  • フリー打撃とは?
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  • 選手の集中力とは?
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