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楽天・岸孝之が新球シンカーで開幕投手に名乗り。ベテランの挑戦は続く

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 「楽天春季キャンプ」(4日、金武)において、楽天・岸孝之投手(40)が新たに習得したシンカーを武器に、開幕投手としての地位を目指す姿が注目されています

岸は「先発をやっている以上はね

(開幕投手は)やれるならやりたいし、そのためにしっかり準備をしたい」と語り、球界最年長のヤクルト・石川からの刺激を受けていることを明かしました

岸はこれが自身4度目の開幕投手挑戦であり、その覚悟を持ってマウンドへ上がる意気込みです

 金武の地は強い風で冷え込んでいましたが、岸はキャンプイン以来、4日連続でブルペンでの投球練習を行い、「投げないと感覚を思い出さない」と真剣な表情で語りました

この4日間で投げ込んだ球数は計270球

岸は自身の調整方法に対しても、「傾斜を使って投げることはできるならばしたい」とコメントし、経験に基づく的確な調整を行っています

 昨年12月に40歳を迎えた彼は、不惑の年齢を迎えてもなお、変わらぬ探究心がベテランとしての成長を支えています

昨年のシーズン最終戦で初めて試合で新球シンカーを投じ、その結果に手応えを感じたようです

「それまでは試合で投げたことなかったけど、今年は幅を広げるためにも投げたい」と強い意志を持ち、「何かが悪くなるなら考えないといけない

でも投げる方向ではいる」と述べ、挑戦の姿勢を貫いています

 今後は第2、第3クールを見据えたブルペン練習が予定されており、岸は「今はまだぼちぼち

ここからどういくかだね」と語る一方で、若手選手たちの成長も視野に入れつつ、自身の意地も見せたいと考えています

まさに「開幕投手」の座を最後まで譲るつもりはないと、彼の真剣な眼差しが物語っています

楽天の岸孝之投手が40歳を迎えて新球シンカーを習得し、開幕投手に挑戦する姿勢には驚きと感動があります。年齢に関係なく、新しいことにチャレンジし続ける姿は、多くの若手選手たちにも良い刺激となるでしょう。
キーワード解説

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  • 開幕投手とは?
  • ブルペンとは?

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