この試合では、今川優馬外野手(28)が紅組の「2番・左翼」で先発出場し、三回にチームにとって今季初となるソロ本塁打を放ちました
今川選手は、昨年オフにメジャーリーガー、アーロン・ジャッジ外野手の打撃コーチを務めたリチャード・シュンク氏に指導を受け、特に「ジャッジ打法」と呼ばれる新打法を取り入れた結果、特別なアピールを果たしました
この日は気温が15度を下回る寒空の下でのプレーでしたが、今川の打球音が乾いた音を響かせました
試合は1-0で三回に突入し、今川が左中間へと打ち込む今季の初本塁打を打ちました
彼は「持ち味の長打をしっかりアピールできた
すごくうれしいです」とコメントしました
彼にとって、プロ5年目を迎える重要な年であり、昨シーズンは出場機会が限られていたため、プレッシャーのかかる立場です
第2打席では、左腕・北浦が投じた141キロの内角直球を打ち返し、「打った瞬間、いったと思いました」と振り返りました
今川選手は1月に渡米し、ジャッジの弟子入りを果たしました
そこで学んだ新打法は、投手方向への体重移動を少なくし、より良い見極めを可能にしました
これにより、低いボールに対する揺さぶりも克服したとのことです
新庄剛志監督もその成果に満足し、「乗せて運んでいった
よかったね」とコメントしました
今川選手は自身のインスタグラムに練習映像を投稿したところ、新庄監督からアドバイスを受けたこともあり、誘い球に手を出さずに四球を選んだ第1打席も評価しています
今年の目標について、今川選手は「鎌ケ谷じゃなくて、ずっと1軍にいてエスコンで活躍したい」と意気込みを語りました
故郷の北海道で見せる活躍に期待がかかります
選手プロフィール
- 今川優馬
- 1997年1月25日生まれ、28歳
北海道出身
東海大四高時代には甲子園大会に出場し、大学卒業後はJFE東日本に入社
2021年にドラフト6位で日本ハムに入団
身長177センチ、体重86キロの右投げ右打ち
年俸1550万円で背番号61を背負っています
キーワード解説
- 紅白戦とは?:プロ野球において、チーム内での練習試合のことを指します。選手の実力を確認し、戦力を整えるために行われます。
- ソロ本塁打とは?:ランナーがいない状態で打たれる本塁打を指します。
- ジャッジ打法とは?:米大リーグのアーロン・ジャッジ選手の打撃スタイルを参考にした打ち方を指します。特に体重移動を重視し、スイングのタイミングを取ることで長打を狙います。