千葉ロッテ・佐々木朗希のメジャー挑戦が波紋を呼ぶ中、球団の損失やOBの苦言が浮上。日本球界の未来が危ぶまれる状況。
ロッテ球団は、今月9日に佐々木のメジャー移籍を容認する方針を発表し、これに対してファンや野球界からは賛否が分かれている。
特に、佐々木を育ててきたロッテにとっては、彼を手放すことで約70億円の損失が見込まれるという。
メジャーの規定により、25歳未満の選手はマイナー契約しか結べず、ロッテが得られる譲渡金は最大で約2億9000万円にとどまる。
これは、同じく25歳で渡米した山本由伸がオリックスから得た譲渡金約72億円と比較すると、非常に少ない金額だ。
佐々木は、昨年の契約更改時に球団との間でトラブルがあったこともあり、メジャー挑戦の意欲を強く持っていた。
これに対して、かつてロッテに在籍した野球評論家の張本勲氏は、佐々木が過保護に育てられた選手であり、球団に対する恩返しがないとの意見を述べている。
彼はまた、日本球界がメジャーリーグへの踏み台となりつつある現状を憂い、今後のルール見直しが必要であると警鐘を鳴らしている。
日本の若手選手が次々と米国へ流出する中、球界全体での対応が求められている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/115961a35b181d02001b135c4120195098246097
コメントの多くは、メジャーリーグへの移籍を希望する選手たちの気持ちや、日本プロ野球(NPB)の環境改善を求める声を反映していました。
特に、年俸の差や育成環境の違いが選手の移籍を促す要因として挙げられ、NPBが魅力的なリーグになる必要性が強調されていました。
例えば、メジャーでは高額な年俸が期待できるため、NPBのトップレベルの選手が続々とメジャーを目指すのは避けられないという意見がありました。
さらに、NPBが選手の移籍時に収益を確保できるようなルール作りを求める声もありました。
これにより、育成に定評のあるチームが若手選手を育てるための資金を得られる環境を整える必要があるとされました。
また、若い選手たちがメジャーに憧れを持つ一方で、NPBでプレーすることの重要性も訴えられており、選手たちが日本でプレーしたいと思える環境作りが求められていました。
日本球界がメジャーリーグの草刈り場にならないためにも、選手がNPBで活躍し続けるための魅力を高める努力が必要だとされました。
最後に、選手たちがメジャーに挑戦すること自体は理解されつつも、NPBでのプレーの価値を高めることが日本野球の未来にとって重要であるという意見が多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
メジャーに世界最高峰の選手が集まり、なおかつ日米の経済格差が広がりNPBの5倍以上の年棒が期待できる。
問題は若い選手の移籍金や譲渡金だと思えます。
現在プレミア12をやっているけど、他にWBCなど国際大会が増えていって、感覚的に現在のサッカーに近いものが、若い選手の中に芽生えてきているんじゃないか。
メジャーと対等ではない前提だから、多少なりとも植民地のようになる。
選手がMLBに行きたい事を制限するのは違うと思うが、かと言ってNBPがMLBの温室マイナーリーグになる必要もない。