中嶋氏は、ブルペンで投げる1メートル90センチを超える高身長投手のプレーを解説しながら、野球界での球速の上昇傾向について問題提起を行った
この中継中、元プロ選手の鶴岡慎也氏(43)から、オリックスに多くの速球派投手がいる理由を尋ねられた中嶋氏は、現在全体的にスピードがアップしていることを指摘
「どのチームもスピードは上がっている
もちろんファイターズも速いピッチャーが多い」と強調した
続けて鶴岡氏が「身長の高い選手の方がポテンシャルは高いのか?」と問うと、中嶋氏は「そうでもない」と否定し、「小さい選手でも特徴のあるボールが必ずある」と続けた
特に、2023年シーズン中に中日からトレード加入した投手、山本拓実(25歳、身長1メートル67)を例に挙げ、「下から浮き上がってくるボール、あのストレートには特徴があった」と解説した
オリックスの中嶋氏の意見は、一見すると高身長が有利に思える野球界に対する新たな視点を提供しています。速球派投手の数上昇は選手育成の幅を広げており、小柄な選手の独自の強みも見逃せないというメッセージが込められているようです。このような多様性が、今後のプロ野球における新たなトレンドとなることが期待されています。
ネットの反応
オリックスの前監督が高身長投手のプレーにはポテンシャルが高いと考えているというコメントが多く寄せられています
その一方で、身長が低い選手も成功している例が挙げられ、身長だけで優劣を決めるのは早計だとする意見も多いです
たとえば、オリックスの宮城選手や、大エースの山本由伸選手など、身長が178㎝と比較的低くても活躍している選手がいます
また、元日ハムの武田久選手や谷元選手が身長が低いにもかかわらず素晴らしい投球を見せたことも指摘されています
コメントの中には、技術や体育的な才能も重要だという意見があり、たとえば「遠心力を考えるとデカい方がいいが、正確さがもっと重要」といった見解も見受けられます
最近では、若手投手が球速を持っていることが話題になり、高身長投手を育成するノウハウが進歩しているのではないかとも指摘されています
このように、選手の身長や体格については多様な意見が存在し、選手に求められる条件が常に進化していることが伺えます
ネットコメントを一部抜粋
オリの宮城も低いほうやしポテンシャルはあるしな
大雑把に言って、投球は高いほうが有利、打撃は大きいほうが有利
大学が小さめの選手であっても、才能が必要なことには変わりないよねー
元ファイターズの武田久投手や谷元投手は身長が低かったけど素晴らしい投球を見せてくれました
低いと絶対無理と言われたのならそりゃ一人二人出せば反論として充分だろうけれどそういう話ではないだろう
キーワード解説
- ポテンシャルとは?:選手が持つ成長や成果を上げる能力や可能性のことを指します。
- ブルペンとは?:試合中に投手が試合に出る準備をするために投げる場所のことです。
- トレードとは?:チーム間で選手を交換することを意味します。