昨年、石塚選手は育成選手から支配下選手に昇格し、一軍に初出場するという快挙を達成
特に8月にはプロ初本塁打を放ち、一歩前進した一年であった
キャンプのテーマと守備力の向上
石塚選手は、今キャンプのテーマについて「打撃をアピールすることも重要だが、守備力を向上させることがまずは課題」と述べた特に、捕手としての守備は極めて重要であり、試合に出場するためには「最低限の守備力」を身につける必要があるとの意識が強い
特守での徹底練習
キャンプ2日目からは、同僚の栗原選手とともに特守を実施し、「ほぼ毎日行う予定」と話す守備は短期間で改善されるものではなく、「継続することが大切」との考えを示した
昨年の教訓を生かした打撃面の取り組み
昨年の一軍経験を踏まえ、打撃においても「2ストライクアプローチ」を改善する必要があると認識している石塚選手は、スライダーや速球に対する視覚的な練習を通じて、実践的な技術を磨く考えだ
ライバル、佐々木朗希投手からの刺激
同級生である佐々木朗希投手のメジャー挑戦については、「まるで雲の上の存在」としつつも、「対戦できる日を楽しみにしている」と期待感を示した死球の多さとその影響
昨年、一軍での打席で4死球、二軍での142打席では10死球を記録死球の原因について「避け方がワンパターン」と自己分析しつつも、「出塁率が上がるので、死球はありがたい」とユーモアを交えて語った
目指すは右の長距離砲
最終的な目標として、「右の長距離砲」として一軍で活躍し、代打としての出場を狙っていく意気込みを示した自らの守備能力の向上に努め、試合出場の機会を模索する考えを持っている
石塚選手の将来に期待が寄せられる中、彼の進化に注目したい
石塚選手が春季キャンプで語った意気込みは、彼の野球に対する真摯な姿勢を物語っています。特に守備力の向上を重視する姿勢は、若手選手として貴重な教訓です。周囲の環境に刺激を受けつつ、自らの成長を目指す姿勢が今後の活躍に繋がることを期待しています。
キーワード解説
- 支配下選手とは? 支配下選手とは、プロ野球における選手登録の一形態で、そのチームと契約を結び、試合に出場する権利を持つ選手のこと。
- 守備とは?守備とは、野球において、ボールを捕る、投げる、打者をアウトにするなど、防御の側面を担う役割を指す。
- アプローチとは?アプローチとは、バッターが投手に対してどういった意図でバッティングを行うか、またその準備をどのようにするかを指す言葉。