後編では、食事やトレーニングについての知見を深めていった
食事面の変化と遺伝子検査
大山はここ数年、食事管理に力を入れていると話し、遺伝子検査を行った結果、自分に合った食べ物を把握できるようになったという遺伝子検査とは、個々の遺伝子情報を基に、最適化された食事や栄養摂取を提案するもので、アスリートにとってより効果的な栄養管理が可能となる
具体的には、大山は炭水化物は問題ないが、高脂肪な食事が体に合わないことを知り、食事の見直しを行っている
また、食事の改善によって体調の変化を感じており、もっと早く取り組んでおけば良かったと後悔している様子も見受けられた
トレーニングと体幹強化
トレーニングに関しては、大山は体幹(コア)の部分を重点的に強化したいと述べている体幹とは、身体の中心部分を指し、ここがしっかりしていることで、全身のバランスや安定性が向上し、怪我のリスクを減少させることができる
鳥谷氏は、自身の経験をもとにそれぞれの選手に合ったランニングの距離や頻度についてアドバイスを与え、自らの状態を知ることの重要性を強調した
チーム内での役割と意識
対談の最後に、大山は30歳になった今、年下の選手への指導やチームの雰囲気作りに自分の役割があると考えている、と語った良い雰囲気を作るのは年上の選手にかかってくるとの認識から、今後その役割を果たす決意を固めた
キャンプでの成果
現在の春キャンプでは、攻守ともに充実した日々を送っており、打撃練習では高い成績を収めている一塁守備の特守では、仲間と共に積極的に多くのノックを受け、ひたむきな姿勢でレベルアップを目指している
阪神の大山選手が鳥谷氏との対談で語った食事とトレーニングの重要性は、選手としてのキャリアを考える上で非常に参考になります。特に、個々の体に合った食事管理や、体幹の強化は怪我防止にもつながるため、これからの選手たちにも必要な知識となることでしょう。
ネットの反応
阪神の大山悠輔選手と鳥谷敬氏の対談に寄せられたコメントには、ファンの期待と応援の気持ちが色濃く表れています
特に大山選手がチーム内で重要な役割を果たしているという意見が多く、彼の存在が他の選手、特に若手選手にとっても良い影響を与えることが期待されています
多くのコメントでは、大山選手が万全な状態で143試合に出場することで、チームの勝利に繋がるという意見がありました
また、大山選手が膝の怪我を抱えていることに対する懸念も見られ、全力でプレーを続ける姿勢にはリスペクトを表す声が多く上がっています
さらに、食事への取り組みについても触れるコメントがあり、大山選手が健康管理をしっかり行うことで長く活躍してほしいという願いが込められています
大山選手が持つ人格やチーム内での影響力を称賛する声もあり、特に鳥谷氏との関係や両者が同じ関東出身であることからも、先輩としての存在感が大きいと評価されています
「他チームの主砲と比較すると数字が劣る」という意見もある一方で、「大山君の価値は数字だけでは測れない」という声があり、彼のチームプレイヤーとしての側面が称賛されています
全体として、大山選手への期待と信頼がコメントの中で強く表現されており、彼がチームで果たすべき役割を改めて確認する機会となったようです
シーズンを通しての活躍を期待しつつ、怪我のリスクや食事の選択についても注目されている様子が伺えます
ネットコメントを一部抜粋
森下、佐藤輝明が失敗を恐れずに打つには後ろに大山がいてこそ。
すばらしい先輩後輩だな。感激したわ。
大山ももう30歳か。食事への取り組みは確かにちょっと遅い気はするが。
ああ大山はやっぱり大山やな大山らしいインタビューやと思いました。
大山には2005年の今岡のような働きを期待したい。
キーワード解説
- 遺伝子検査とは?
- 体幹とは?