楽天・宗山塁が初実戦で存在感を発揮も、報道のプレッシャーに懸念

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2月6日、楽天の新人選手・宗山塁(21歳、明治大学出身)がキャンプで初の実戦形式となるシート打撃を行い、注目を集めた

シート打撃とは、打者が実際の投球を受けながら打撃練習を行う形式で、投手は実戦に近い状況で投げることが求められる

この日、宗山は高卒2年目の坂井陽翔(19歳)から右前打を放ち、さらに遊撃守備では5度の守備機会すべてでダブルプレーを記録するなど、その実力を証明した

報道陣は「実戦初安打!」「併殺5個完成!」と盛り上がりを見せ、彼に注目が集まる中、宗山は「シート打撃なので、守備に関してはプロの球かどうかは微妙なところだ」と苦笑いを浮かべた

指揮官の三木監督もこのやり取りを見て苦笑いを浮かべていたことが報じられた

キャンプ開始からわずか5日しか経っていないこの段階で、結果を判断するのは早急だ

しかし、宗山は「20年にひとりの逸材」として注目されており、その肩書きが彼にとってプレッシャーとなる懸念もある

OB曰く、「期待のルーキーの宿命とはいえ、周囲の雑音に影響されて本来の自分を見失うこともある」とのことだ

このことは、かつての巨人選手清原和博も経験しており、キャンプ期間中にメディアからの注目がいかに影響を及ぼすか証明されている

今後、宗山がどのようにプロの洗礼を受け成長していくのか、多くのファンが注目している

今回のニュースは、宗山選手の活躍が注目される一方で、報道によるプレッシャーも心配される内容でした。特に若い選手にとって、注目されることは良い面と悪い面があるため、どのようにメンタル面を管理するかが今後の彼の成長に大きく影響するでしょう。
ネットの反応

楽天の若手選手、宗山選手についてのコメントは、その才能や評価に関して賛否が分かれています

特に「20年にひとりの逸材」という表現が強調される中で、これに対する反発が目立つことが分かります

多くのコメントでは、マスコミによる過剰な評価が、選手に対するプレッシャーとなることを懸念する声が挙がっています

また、過去のドラフトでの逸材たちの実績を引き合いに出し、「本当にそんな選手が20年いなかったのか?」という疑問も呈されています

実際に、根尾翔選手の例を引き合いに出し、彼も過剰な期待の中で苦しんだ経験があったため、宗山選手にもそのようなことが起こらないか心配する意見もあります

ネットコメントを一部抜粋

  • 20年の間と考えると、相当な優秀な選手達が既に数名いますよね。
  • 数年前の根尾フィーバーを思い出します。宗山選手は周りに流される事無く大成してほしい。
  • ファンはどんな逸材だろうがルーキーはルーキーなので1年目は開幕から1軍でたくさん経験してくれたら良いと思ってる。
  • 騒ぎたくもなるよ〜逸材だし希望だし。
  • フタを開けてみないとわかりませんって。騒ぐのはメディアだけでしょ。
キーワード解説

  • シート打撃とは?:打者が実際の投球を受けながら行う打撃練習の形式で、実戦に近い状況で選手の実力を見ることができます。
  • ダブルプレーとは?:守備側が同時に二人の走者をアウトにすることで、試合の流れを有利にする重要なプレーです。
  • プロの球とは?:プロ野球選手の投げる球の質を指し、速さや回転数、変化球のキレが一般的に高校生などのアマチュア選手のものとは異なります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。