広島東洋カープの関連記事

広島カープ、日南キャンプ第1クールを終え若手選手がアピール

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 広島カープは6日、宮崎・日南キャンプで6日間の第1クールを終えました

この日の練習では2日連続で行われたシート打撃において、6人の投手が登板しました

その中でも、日本ハムから移籍した鈴木健矢選手は、最速122キロの球速で打者5人を無安打に抑える圧巻の投球を見せました

また、ドラフト2位の佐藤柳(富士大学)と3位の岡本(甲南大学)は、初のフリー打撃に挑戦し、それぞれ安打性の当たりが1本と2本と良い印象を残しました

 第1クールでは、特に若手選手たちが猛練習を行い新井貴浩監督も「選手は体がバキバキだと思いますが、投手はいい球を投げていましたし、野手も振れている印象です」と述べ、選手たちの努力を称賛しました

キャンプを振り返る新井監督

 監督は特に印象に残った選手として、キャンプイン前に開幕投手に指名した塹江選手を挙げました

練習後の主な一問一答では、選手の体調や若手の奮闘ぶりについて触れ、「みんなよく頑張っていると思います」と語りました

また、新加入の鈴木選手についても評価し、「アンダースローですが、緩急が効いたピッチングを見せてくれました」とその独特なスタイルを称賛しました

次のステップへ

 監督は、7日に休養日を挟み、8日から第2クールが始まることを告知

紅白戦も計画されており、「実戦形式の練習が入ってくる」とし、選手たちに改めてアピールの場を提供する意向を示しました

昨秋に左肩を脱臼したドラフト1位の佐々木選手についても触れ、今後の調整次第で1軍に呼ぶ方針を明言しました

 今回のキャンプでは、新井監督が若手選手たちの頑張りをしっかりと見て評価していることが伝わってきます。特に鈴木選手と塹江選手の活躍が印象的で、今シーズンへの期待感が高まります。チーム全体で士気を上げている様子がうかがえ、今後の紅白戦ではさらなるアピールが見込まれます。
キーワード解説

  • シート打撃とは?:シート打撃は、打者がピッチャーの球を打つ練習方法で、実戦さながらの状況で行われるため、選手の実力を確認するのに適しています。
  • フリー打撃とは?:フリー打撃は、打者がピッチャーから投げられたボールを自由に打つ練習で、選手のスイングや打撃技術をチェックする場として重要です。
  • アンダースローとは?:アンダースローは、投手がボールを肩の下から投げるスタイルで、独特の軌道を持ち、打者にとっては捉えにくい特徴があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。