特に注目を集めたのは、柳田悠岐外野手(36)と山川穂高内野手(33)が自由練習でコンビを組み、特守を行った光景だ
二遊間の特守実施
この日の気温は10度を下回り肌寒い中、柳田選手の声がフィールドに響いた「やらしてくださーい!」と叫びながら、連日特守を行っている山川選手と共に白球を追う姿は、まるで若かりし高校球児のようだ
特守とは、守備を強化するために特定の練習を行うことで、特に守備位置に特化したノック練習が行われる
夢の二遊間が誕生
柳田選手と山川選手は、三塁、遊撃、二塁、一塁とポジションを順番に守りながら、互いに150本以上のノックを受け合ったその後は「ショート山川」「セカンド柳田」という形で二遊間を組んで併殺ープレイを完成させた
普段は異なるポジションでプレーする2人がキャンプならではの光景を見せることで、集まったファンたちの目は輝いていた
厳しい環境下での練習
降り出した雨で濡れこそすれ、柳田選手は「やらしてください!」と元気に練習を続ける最終的には目標の200本のノックをクリアした
担当コーチの笹川隆(45)も選手のコンディションを見守りながら、選手たちはファンサービスとしても最高のパフォーマンスを見せた
ファンと選手の交流
練習中、山川選手の笑い声が周囲のファンをも巻き込み、歓声があがる場面も見受けられた山川選手は「明日だったらもっと良かった」とファンにお礼を述べ、充実した時間を振り返った
ソフトバンクの春季キャンプで、柳田と山川の二遊間が実現し、ファンから大きな注目を浴びました。寒さ厳しい中での練習にもかかわらず、選手たちの元気な姿が多くの歓声を生み出しました。
キーワード解説
- 特守とは?
- 併殺プレーとは?