ロッテの石垣島春季キャンプの第2クール初日となる2月7日、天候は不安定で雨が降ったりやんだりする中、予定通りにグラウンドでライブBP(打撃練習)が行われました
和田康士朗選手は昨年まで三塁側のセーフティバントを主に行っていましたが、このオフの自主トレでは一塁側のセーフティバントに特化して練習を重ねてきました
この日のライブBPでは、育成選手の武内涼太が投じた4球目に一塁側へのセーフティバントを試みましたが、結果はファウルでした
金子誠戦略コーチは和田の挑戦について「試行錯誤のプロセスだ
もっと自由にトライしてほしい」と語り、今後の更なる練習を期待しています
金子コーチはまた、昨年11月の『ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12』で和田によく似た俊足選手、五十幡亮汰(日本ハム)が一塁側にバント安打を放ったことに言及し、「和田にもそのようなプレーを期待している」と述べ、バント技術の重要性を強調しました
さらに、和田の独自性についても言及されました
「少ない打席の中での挑戦は、こちらからサインを出して行わせることが多かったが、これからはオープン戦などで自信を持ってプレーしてもらいたい」と述べました
中森と田中晴がライブBPに登板
ライブBPには先発候補の中森俊介、田中晴也の2投手も登板しました中森は20球を投げ、空振り4球、見逃しストライク2球を奪い、ボール球7球を投じました
「あまり状態は良くなかった」としながらも、強さについては満足感を示しました
続いて登板した田中晴也も20球を投げ、さまざまな球種を駆使して挑みました
特に今季に向けて取り組んでいるチェンジアップは、左右どちらの打者にも有効とし、「カウントを取るためのチェンジアップを使用していきたい」と意気込みを語りました
ロッテの和田選手が一塁側のセーフティバントに挑戦していることは、彼の成長を示す重要な要素です。金子コーチの指導のもと、新たなプレースタイルの模索が行われており、それに伴う選手のポテンシャルが引き出されることを期待したいです。
ネットの反応
ロッテの和田康士朗選手が一塁側にセーフティバントを試みたことについて、多くのファンがコメントを寄せています
まず、多くの意見では、和田選手がしっかりとバッティングを行い、ヒットを狙うことが強調されています
しかし、セーフティバントも有効な選択肢であるため、状況に応じて使い分けることの重要性が指摘されています
特に和田選手の俊足を活かし、内野安打を狙う場面や盗塁を試みることが期待されており、彼の脚力を最大限に活かしてほしいという声が多く寄せられています
さらに、彼が出塁率を上げ、レギュラーに定着するためには打率を270以上にするなどのハードルもあるとし、それに対する頑張りを応援するコメントも多く見受けられます
また、金子コーチに対しても、和田選手の脚力を駆使した盗塁を促す声がありました
さらに、借り物や模倣をせず、和田選手自身のスタイルで結果を残す必要性が論じられています
全体として、和田選手に対するファンの期待感や熱意が強く感じられ、今シーズン彼がどのようなパフォーマンスを見せるかに注目が集まっています
ネットコメントを一部抜粋
それもいいけど、まずはしっかり振る。
盗塁はさせてもらえません。
和田の打撃面での成長にも大いに期待。
和田くん、お気に入りの選手だけど、脚を生かさないと宝の持ち腐れ。
和田には攻撃的な面を磨いてもらいたい。
キーワード解説
- セーフティバントとは?バントとは、バッターがバットを使って投球を打つことなく、ボールを地面に転がす技術のことです。その中でセーフティバントは、走者が一塁に到達できる可能性を高めるために行われる特別なバントの手法です。
- ライブBPとは?ライブBP(Live Batting Practice)とは、投手が実際の試合に近い状況でバッターに投球を行う練習方法です。これにより選手たちは各自の打撃技術を現実的な条件下で確認することができます。