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ソフトバンク・宮里優吾投手が春季キャンプでの成長を実感、支配下登録を目指す

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 ◆ソフトバンク春季キャンプ(7日、宮崎) ソフトバンクの育成2年目、宮里優吾(ゆうわ)投手(23)が、自己初の春季キャンプを経て手応えを感じている

宮里は今オフ、尾形崇斗投手(25)と共にトレーニングを行い、「開幕までに支配下に上がろう、という約束で尾形さんと一緒にやらせてもらった

ここまでいい感じに来ている」と述べ、充実したトレーニングの成果を明かした

 この日はブルペン内で、尾形の投球を捕手の後ろから真剣な眼差しで観察

宮里は「参考というよりは、体の使い方や力感、今までの反復練習をどう発揮しているかを照らし合わせて見ていた」と振り返り、尾形から多くを学んだことを強調した

小久保裕紀監督からも「しっかり師匠の(投球を)見てろよ」と声をかけられ、それがさらなる意欲を引き出している

 宮里は、東農大から2024年に育成2位として入団し、最速155キロの直球とフォークを得意とするパワー系右腕だ

B組(2軍)からのスタートだが、昨季はケガの影響もあり、宮崎の春季キャンプは初めての経験

自主トレでは尾形と共に毎朝7時に球場に訪れ、ウエイトトレーニングに励んでいる

実感するトレーニングの成果として「これまでは10(割)で155キロだったのが、今は8(割)でも良い感じ」と語った

 7日にはB組で打撃投手を務め、廣瀬隆太と牧原功汰を相手に26球を投じた

あらかじめ投げる球種を伝えたにもかかわらず、打者が差し込まれる球もあり「(打者の)良い反応も見られて『よかった』と言ってもらえた」とこれまでの練習の成果に自信を深めた

 宮里の当面の目標は、第3クールから始まる実戦形式の練習で結果を出すことだ

この状態を示せれば、A組(1軍)のシート打撃に呼ばれるチャンスがある

「まずはそこに選ばれないといけない

投げられたら、支配下に入ることを前提に、1軍の選手を抑えたい」と、進化し続ける意欲を燃やしている

今回のソフトバンク春季キャンプでの宮里投手の成長は、他の選手とのトレーニングを通じて明らかにされています。特に、尾形選手との関係が強調されており、さらなる進化が期待されます。
キーワード解説

  • 育成選手とは?:育成選手はプロ野球チームにおいて、支配下選手(一軍や二軍に登録されている選手)ではない選手のことを指し、限られた人数で運営される。
  • ブルペンとは?:ブルペンは、投手が試合前に投げる練習をするエリアで、捕手と一緒に投球の調整を行う場所です。
  • 直球とは?:直球は、投手が速い球速でまっすぐ投げる球種のことで、最も基本的で多くの投手が使用します。
  • フォークボールとは?:フォークボールは、投手が投げた球が打者に届く前に急激に落ちる球種で、打者を欺くためによく使われます。

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