ロッテ先発陣の種市、フォークボールの改良に挑む

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ロッテの先発投手である種市投手が、2025年シーズンに向けたキャンプで力強い球を投げ込んでいる

8日、沖縄県石垣市で行われたキャンプで、彼は3度目のブルペン入りを果たし、合計43球を投じた

このブルペン投球は、特に昨シーズン10勝を挙げた佐々木投手が米大リーグへ移籍したことで、種市の役割がますます重要となっている背景がある

9年目のシーズンを迎える種市は、「球の出力は出ているが、技術的にはバラバラな部分が多い」と述べ、映像を確認しながら自らの投球を改善していく意向を示した

フォークボールの改良

種市が現在取り組んでいるのは、フォークボールの改良である

フォークボールとは、投手がボールを握る際に「フォーク」状に指をかけて指の間にボールを挟む投球で、特にダウンスイングにより落差が大きい球が特徴である

種市は、これまで以上にボールを深く挟むことで、より大きな落差を生じさせ、バッターから空振りを奪えるボールを目指している

彼は、軸足での地面の蹴り方についても試行錯誤しており、「もう少し練習が必要」と語った

これは、上体を支える軸足が投球の安定性や威力に大きく影響するため、非常に重要なポイントである

シーズンへの意気込み

種市のさらなる向上のための努力が、チームにどのような貢献をもたらすのか注目される

今後の実戦形式での登板に向けて、さらなる技術習得と体力強化が求められる

ロッテの種市投手のフォークボールの改良に対する意気込みは、今後のシーズンにおいて大きな成長を期待させる。彼がどのように進化を遂げるのか、ファンとしても非常に楽しみである。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:投手が実戦を想定して行う練習場のことで、投球練習を行い、球の状態を確認する場所です。
  • フォークボールとは?:投手が特定の握り方で投げる球種で、落差が大きく、バッターにとっては非常に打ちにくい球です。

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