阪神春季キャンプ、紅白戦でレギュラー陣が健在をアピール

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2025年2月8日、沖縄・宜野座にて阪神タイガースが春季キャンプ初の実戦として紅白戦を行いました

新監督の藤川球児(44)監督は、選手たちのパフォーマンスに安心感を覚えた様子で、「こちらの準備としても落ち着くことはできないけど、とりあえずは一つ…という感じですね」と述べました

実戦初戦での健闘

この日の紅白戦では、一塁手の大山選手がFA(フリーエージェント)残留を果たしたことも影響し、梅野選手と坂本選手の捕手コンビ、二塁の中野選手、三塁の佐藤輝選手、遊撃手の木浪選手、そして中堅の近本選手、右翼の森下選手という2023年の日本一メンバーが一同に先発出場しました

打撃成績の好調さ

レギュラー陣は計14打数6安打の好成績を収め、指揮官にとって非常に心強い結果となりました

「主となる選手がしっかりやってくれているからこそ、次のことに目を向けられる」と藤川監督も目を細めます

これは若手選手の底上げを意識したファーム構築にもプラスの影響を与えることでしょう

オーダーと今後の構想

オーダーは藤川監督の構想通りで、近本選手が1番、中野選手が2番、佐藤輝選手が3番、森下選手が4番、大山選手が5番という並びでした

監督は「そのあたりは相手がどう感じるかじゃないですか」とコメントしつつも、主力選手たちの安定感を強調しました

最終的な打順に関しては、競争しながら決定していく方針を示しました

今シーズンの阪神タイガースは、新監督のもとでレギュラー陣が揃って実力を発揮し、チーム全体に希望を与えています。藤川監督が未熟な若手選手にも着目し、チームの底上げを進めることで今年のいわゆる「日本一」に向けた道筋が見えてきました。
キーワード解説

  • FA(フリーエージェント)とは?選手が自分の契約を解除し、他のチームと契約できる制度のことです。
  • 紅白戦とは?プロ野球などで、チーム内の選手を二つのグループに分けて行う試合のことです。
  • 若手選手とは?経験の浅い選手、またはプロ入りして間もない選手のことを指します。

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