中日ドラゴンズの吉田聖弥投手、プロ初登板で手応えと課題発見

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2025年2月9日、中日ドラゴンズの吉田聖弥投手が、プロの打者を相手にバッティングピッチャーとして初の本格的な投球を行いました

緊張感が漂う中での挑戦に、吉田投手は自身のピッチングについての手応えと同時に、新たな課題も見つけたようです

プロ打者との真剣勝負

吉田投手は試合の雰囲気に圧倒されたと語ります

「プロの選手と対峙して、後ろには観客がいて、その緊張感が力みにつながった」と述べ、マウンド上で感じた圧迫感について率直に語りました

投球内容と反応

辻本倫太郎選手と上林誠知選手に対して、それぞれ20球を投げた吉田投手でしたが、結果としてヒット性の当たりは上林選手の打席でのみ1本に留まりました

しかし、プロ選手のスイングスピードには驚かされたとのことで、「差し込んだと思っても、バットが出てくる」とその印象を語りました

今後の課題と展望

今後の課題としては、試合中の緊張感による力みを克服することを挙げ、「いいボールはほとんど打たれないと感じている

それをどう増やしていくかを考えたい」と前向きな姿勢を示しました

また、「やることは変わらないので、リセットして次の登板に向けてやっていきたい」と語り、プロの打者との初対戦で得た経験を次に生かす決意を見せました

今回の吉田聖弥投手の初投球は、プロとしてのスタートを切る上で非常に重要な経験となったでしょう。彼自身が感じた緊張感や圧迫感は、今後の成長にとって貴重な教訓になります。特に緊張による力みを克服することで、さらなる成長が期待されます。
キーワード解説

  • バッティングピッチャーとは? バッティングピッチャーとは、トレーニングとして投手が打者に向かって投球することを指します。打者の技術向上を目的とします。
  • 力みとは? 力みは、緊張した状態を指し、プレッシャーを感じることで身体が硬直することを意味します。これによりパフォーマンス低下を引き起こすことがあります。
  • マウンドとは? 野球におけるマウンドは、投手がボールを投げる場所を指します。投手が打者を対峙する重要なシーンから成る、試合の中心的場面です。

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