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ヤクルト・奥川、ライブBPで圧巻のパフォーマンスを披露

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東京ヤクルトスワローズの若手ピッチャー、奥川恭伸がキャンプ中のライブBP(実戦形式の打撃練習)で示した圧倒的な投球が話題を呼んでいる

試合形式の練習で、今キャンプでは初めて打者と対戦した奥川は、オスナや長岡など5人の打者を相手に22球を投げ、許した安打はわずか2本という見事な内容だった

投球内容と成果

「初めての対戦としては良かった

自分の予想以上に投げられた」と語る奥川

彼の直球は球団が計測したスピードガンで最速150キロを記録し、普段から140キロ台後半のスピードを維持している

変化球も絶妙で、全ての球種で空振りを奪うなど存在感を示した

特に、外角を狙ったスライダーに対して打者のオスナは「キレがあり、フォークも落ちが良かった

すべての球が素晴らしかった」と絶賛した

オフシーズンの取り組み

昨季からのオフシーズンでは、体重が86キロから89キロに増加し、筋肉量が2キロ以上向上した

体の柔軟性を損なわないように意識しながらのトレーニングが功を奏し、体全体が引き締まった印象を与える

奥川は「トレーニングの成果が目に見え始め、やって良かったと感じる」と嬉しそうに語った

昨年の苦悩と再起

奥川は2023年シーズンにおいて右肘や左足首、腰の故障に悩まされ、1軍登板がないという試練を経験した

昨年は7試合に出場し3勝を収めるも、シーズンを通した登板はなかった

しかし、昨年のライブBPでは最速146キロ、練習試合では149キロを記録するなど、成長の兆しも見すえられた

高津監督の期待

ヤクルトの高津監督は「奥川の投球は期待以上で非常に順調だ

もっと高い目標にもチャレンジできると思う」と、さらなる成長を期待する声を寄せた

次のシート打撃では「まだ力みがあったり、些細なズレを感じる」と話しつつ、彼は更なる高みを目指す

ヤクルトの若手ピッチャー奥川選手は、今回のライブBPで素晴らしいパフォーマンスを見せた。故障から復活の兆しを見せており、監督の期待も高まる。今後のシーズンが楽しみではある。
キーワード解説

  • ライブBPとは?ライブBPは、打撃練習において実際の試合に近い形で打者と対戦する練習方法です。
  • 直球とは?直球は、ピッチャーが最も基本的に投げるストレートのことを指します。
  • 変化球とは?変化球は、投球の際にボールの軌道を変えるための技術で、スライダーやフォークボールなどが含まれます。

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