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巨人・戸郷翔征投手、新球種カットボール習得を目指す

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2月10日、プロ野球キャンプでの最新情報が報じられた

巨人のエース、戸郷翔征投手が広島の大瀬良大地投手を目標に新たな球種『カットボール』の習得を目指していることが明らかになった

戸郷投手は、先週の日本テレビの取材で、「大瀬良投手のカットボールが強くて速いとバッターの方がみんな言っていた」と話す

このカットボールは、バッターに対し特に有効な武器とされており、ボールがバットに当たる前にわずかな角度で横に曲がるため、打ち損じを誘いやすい

大瀬良選手からのアドバイス

大瀬良投手のカットボールの握りを教えてくれたのは、意外にもチームメートの丸佳浩選手だった

戸郷投手は、「(大瀬良投手に)直接は聞いていないんですけど、丸さんが聞いていて、昨季のオールスターの時に丸さん経由で教わった」と打ち明けた

戸郷選手の新たなフォークボール

戸郷投手はまた、大瀬良選手に自身のフォークボールの握りを教わることとなった

大瀬良選手は、「教えたらしいやん

だったら戸郷くんのフォークを教えて」と丸選手に話し、両者の投球スタイルが交流を深めている

新しい投球スタイルへの期待

このキャンプのブルペンでは、新たな握りのフォークボールを試し投げした戸郷選手に対し、ブルペンキャッチャーは「おぉ~いいね!かなり落ちたね」と高評価を送った

大瀬良選手も手応えを感じ、「メチャクチャ落ちます(笑)

落ち幅がこれまでよりも、2~3つ分ぐらい落ちている印象」と語った

今シーズンへの意気込み

昨シーズンは三振の数が少なかった戸郷選手にとって、カットボールと新しいフォークは勝負球になる可能性が高い

「ここぞで三振がとれるボールがあるのは強みになると思う

これはモノにできそうだなと、丸さんに報告しておきます」と述べ、今シーズンへの期待を寄せている

戸郷選手と大瀬良選手が互いに得意の球種を学び合うことで、新たなパフォーマンスが期待される

プロ野球の世界で進化を遂げる2人の活躍に注目が集まる

戸郷投手が大瀬良投手からカットボールの技術を学んでいることは、プロ野球界において非常に興味深い。この情報は、選手同士のコミュニケーションとスキルの共有が、パフォーマンス向上に寄与する例を示している。新たな球種が試合でどれほど効果を発揮できるか、一層の期待を抱かせる。
キーワード解説

  • カットボールとは? ボールがリリースされた後に横に曲がる変化球で、打者にとって打ちにくいボールの一つ。
  • フォークボールとは? ボールの投げ方が特殊で、急激に落ちる変化を持つ球種。スローカーブとは異なり、速い速度で投げることができる。

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