埼玉西武ライオンズの関連記事

西武・平良海馬、現実路線のクローザーとしてセーブ王を目指す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
西武ライオンズの平良海馬投手(25歳)が、データ重視のアプローチでクローザーとしての役割に注目されている

先発復帰の希望を抱きつつも、西口監督の要望により新たな守護神の座に挑む平良は、9回のマウンドでその存在感を示している

平良は「先発と抑えでブルペンで投げる球数が一番の違い

それ以外はやることはあまり変わらない」と語り、クローザーとしての心構えを持っている

彼は、「セーブの場面で回ってきて全部抑えて、セーブ王を取れればいいな」と目標を掲げている

先発投手としてのキャリアを考慮し、平良は2種類のスライダーやスプリット、カットボール、カーブ、ツーシームの合計6種類の変化球を習得している

しかし、クローザーとして試合を締める際には、これほど多くの球種を駆使する必要はなく、約15球前後で抑えなければならない

平良は、直球を中心にスライダーとスプリットで相手打者を抑える方針だが、「減らしはしないです

維持です」とし、すべての球種を使う意向を示した

彼は「それぞれのバッターに対して、データを見て今から(球種を)決めていく」と、相手の打者に応じた戦略を立てることが重要だと強調している

特に直球に関しては、「強度というか球速は上げていく

160(キロ)を超えて、170(キロ)も超えていきます」と展望を語っており、理論的なアプローチを重視し続けている

平良にとって、データは信頼のおける道しるべであり、感覚に頼ることは避けたいとの意向を持っている

「データはウソをつかず、感覚が最も当てにならない」というポリシーのもと、緊張感のあるマウンドでも冷静な判断力を発揮する姿勢が求められている

平良投手がデータ重視のアプローチでクローザーを務める姿勢は、現代のプロ野球において必須の要素と言えるでしょう。感覚よりもデータを優先することで、投手戦略がより精度を増しています。平良選手が今後どのように成果を出していくのか、非常に楽しみです。
キーワード解説

  • クローザーとは?:クローザーは、試合の最終局面を任される投手のことで、特にセーブの場面で登場し、試合を締める役割を果たします。
  • セーブ王とは?:セーブ王は、シーズン中に最も多くのセーブを記録した投手に与えられるタイトルです。
  • 直球とは?:直球は、ピッチャーがまっすぐに投げる球種で、通常は最も速い球速を持ちます。
  • 変化球とは?:変化球は、投手が投げる際にボールの回転やスピンを変えて、打者が打ちにくいボールを投げることを指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。