ヤクルトの衣笠剛会長が死去、青木GM特別補佐が強いスワローズへ誓い

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東京ヤクルトスワローズは、2025年2月10日に球団代表取締役会長CEO兼オーナー代行の衣笠剛(きぬがさ・つよし)氏が7日に死去したことを発表した

享年76歳

衣笠氏は、球団の発展に寄与した重要な人物であり、多くの選手やスタッフから深く愛されていた

沖縄・浦添キャンプの最中、青木宣親ゼネラルマネジャー(GM)特別補佐(43)は衣笠氏の訃報に接し、言葉を詰まらせながら故人への思いを語った

「本当にお世話になった人だったので、すごく残念です

ヤクルトと自分をつないでくれた存在だったので、本当に感謝しています」と感謝の意を表した

衣笠氏は2011年、球団社長に就任した

このオフに、青木選手が米大リーグへ挑戦する際、ポスティングシステムを利用しての移籍を容認した

この仕組みは、選手が日本の球団を経由せずに海外のチームと契約できる制度であり、多くの選手に新たなチャンスを与える役割を果たしている

青木選手は、「日本に戻ってきたときは顔を出してくれ」との言葉を思い出し、衣笠氏との交流が続いたことに感謝の意を示した

2018年には古巣に復帰し、昨季限りで現役を引退するまでチームリーダーとしてスワローズを牽引した

日米通算で2730安打を記録し、その功績は広く認知されている

引退後はGM特別補佐としてチーム改革に没頭しており、「しっかり伝統を引き継いでやっていきたい」との決意を新たに語った

青木特別補佐は、衣笠氏の思いを受け継ぎ、強いヤクルトを作り上げることを誓っている

ヤクルトの衣笠剛会長の逝去は、球団にとって大きな損失である。衣笠氏の影響で多くの選手が新たな可能性を探ることができ、その後の成長につながっただろう。青木特別補佐の発言からも、彼の知恵や導きが選手にとって貴重であったことが伝わってくる。今後のヤクルトの発展に、衣笠氏の影響がどう現れるか注目される。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?
  • 日米通算安打数とは?
  • ゼネラルマネージャーとは?

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