ロッテ春季キャンプ、若手投手の競争激化を狙う

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ロッテの春季キャンプは第2クールの最終日を迎え、11日に予定されている紅白戦が注目されている

石垣島で行われているキャンプでは、中森俊介と田中晴也がライブBP(打撃に投手が向かい、実戦に近い形で投球する練習)を行い、高卒2年目の木村優人、早坂響、武内涼太の3選手がブルペンやライブBPに参加している

これは競争意識を高める狙いがあると見られる

黒木知宏投手コーチは「ここにいるメンバーは自分のポジションを勝ち取るために目指してやっているので、早いうちに実戦を経ることが重要です」と述べている

昨年までの高卒2年目の投手たちは育成のための時間が多かったが、今季は初日からブルペン入りし、精力的に投げ込んでいる

また、黒木コーチは「昨年の秋から実戦を早めに行う方針で、バッター相手に投げる課題を与えています

今年はそれを実行する準備が整っている」と明かした

キャンプのメンバー選定に関しては、石垣島組と都城組に分かれており、都城組には経験豊富な投手が多くいる一方、石垣島組には調整を重視する理由があると黒木コーチは説明している

「若手選手の成長を見極めるためにも、実戦の機会を重視しています

これからの試合で若手がどれだけ食い込んでくるかが楽しみです」と述べた

キャンプを通じて投手陣の状態を確認する中で、コーチ陣の連携も重要視されている

大谷コーディネーターが一軍と二軍の橋渡し役を担い、選手の情報を共有している

これにより、チーム全体の底上げが図られている

11日の紅白戦の後には、15日と16日に楽天モンキーズとの対外試合、18日から沖縄本島での練習試合がスタートする

チーム全体の競争意識と成長が期待される春季キャンプは、選手の実力を把握する大事な期間となる

ロッテの春季キャンプは、若手投手たちの競争を促す貴重な機会となっています。特に今年の高卒2年目の選手たちは、昨年の育成段階を経て実力を示すチャンスです。コーチ陣はその成長を見極める一方で、若手選手のポジション争いがチーム全体の底上げに繋がることを期待しています。
キーワード解説

  • 紅白戦とは? 紅白戦は、チーム内の選手を紅組と白組に分けて行う練習試合です。この形式で選手同士の実力を試すことができます。
  • ライブBPとは? ライブBPは、実際の試合に近い形で投手がバッターと対戦する練習方法で、投球技術を向上させることが目的です。
  • 競争意識とは? 競争意識は、選手同士が自分のポジションを守るために互いにしのぎを削る姿勢を指します。これがチーム全体の力を高める要因になります。

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