昨季は12球団ワーストとなる23失策を記録し、そのうち悪送球が13回を占めてしまった佐藤選手だが、今キャンプでは守備力の向上に向けた取り組みが実を結び始めている
特に、シートノックでの動きが軽快であり、藤本敦士総合コーチは「送球がすごく安定している
自信にもつながるだろう」と佐藤選手の動きに太鼓判を押した
佐藤選手自身も「練習ではかなりの安定感が出てきたので、あとは実戦でどれだけスムーズにできるかが大事」と手応えを語る
練習中、佐藤選手は重心を低く保ちながらボール処理と送球をスムーズに行い、特に送球時に送球エラーを回避するための姿勢が改善されているとの評価を受けている
藤本総合コーチは、「ボールに入る姿勢が非常に良くなっている」と指摘し、連続した動作が送球の安定性につながっていると分析している
昨季の失策の中で、送球エラーが半分以上を占めた佐藤選手は、秋季キャンプから意識的に練習を重ねてきた
今年の宜野座でも早出特守を2度行い、積極的に課題向き合っている
同コーチは三塁に専念する計画を示しつつ、「このキャンプでの仕上がりが非常に重要」とその意義を語った
加えて、9日に行われた紅白戦で特大ホームランを放つなど、打撃面でも好調を維持している佐藤選手の将来が大いに期待される
フリー打撃では52スイング中10本の柵越えを記録し、その後の特打でも86スイング中12本の本塁打を記録している
これらの結果からも、守備力が向上すれば尚更の事、佐藤選手の存在がチームにとって大きな力となると言えるだろう
阪神の佐藤選手が今春季キャンプで見せる守備力向上の取り組みは、昨季の成績から目を背けず、具体的な改善を期待させる内容です。特に、送球時の安定感に注目が集まり、今後の実戦でどれだけその成果を発揮できるかが課題です。打撃も好調で、守備力が向上すれば、チームにとって貴重な戦力となるでしょう。
ネットの反応
阪神タイガースの佐藤輝明選手が、今キャンプでの練習成果を実感しています
彼は送球の安定感が増していると語り、自身の守備への向上心を示しています
コメント欄では、多くのファンが彼の守備力向上を待ち望んでおり、「昨年の失策を減らせば、打撃にも好影響がある」との声が見られました
特に昨シーズンの不安定な守備が印象深かったため、彼の改善を期待するコメントが目立ちます
例えば、「鉄壁の守備でなくても、エラーが最低限なら十分」との意見もあり、ファンは彼がプロの三塁手として平均的な守備力を発揮することを望んでいる様子です
また、他の選手たちも同様に安定したプレイを見せているため、シーズンに入ってからのパフォーマンスが不安視されるところもあります
「集中力を切らさず、雑にならないように頑張ってほしい」とのコメントもあり、選手への期待と懸念が入り混じった状況です
さらに、ファンからは「サードを守ることでチームに貢献してほしい」との声も上がり、今後の成長に期待がかかっています
賛否両論はあれど、佐藤選手がシーズンを通じて安定した守備を見せることが、多くのファンの願いです
ネットコメントを一部抜粋
佐藤輝選手は今キャンプでは連日、早出特守に励んでいる。
テルがサードに収まってくれるのがチームにとってもベスト。
もうこれ今年のGG賞受賞は確定事項でしょ。
守備が良くなれば打撃にも好影響だろうからね。
練習では軽快なんやけど実戦の何もないゴロでやっちゃうからな。
キーワード解説
- シートノックとは？：シートノックは、守備選手がバッターの打球を処理する練習の一環で、主に内野手が行う練習形式のことです。
- 送球エラーとは？：送球エラーは、野球においてボールを相手に投げる際に発生するミスで、正確な投球ができずに失敗することを指します。
- 特守とは？：特守は、特別な守備練習を行うことを指し、選手が特定のポジションで必要な技術を磨くための集中的な練習のことです。
