特守や特打と呼ばれる特別な練習を通じて、ショートやセカンドのポジションで毎日のようにノックを受け、室内練習場ではバッティングマシンに向かって集中してバットを振っている
小川選手は、自主練習に対する意識を次のように語る
「正しい練習を多くすれば、技術的にはアップすると思います
量を重ねることが重要だから、体にしっかり染み込むように時間を作っています
」この意識のもと、昨シーズンでは119試合に出場するなどの飛躍を遂げた
現在、彼は“強く振る”ことを意識し、昨年の秋からバッティング練習を続けてきた
2月8日には、ライブBPで田中楓基投手からレフト前に理想的な打球を放つことができ、「イメージ通りの打球が打てた」と手応えを感じている
また、11日の紅白戦でも同投手からセンター前に安打を放ち、実戦においても自信を深めている
栗原健太打撃コーチは、小川選手の打撃での成長について「彼のメカニックやフォームが成長していると感じている
昨年とは違ったバッティングを見せてくれるだろう」と期待を寄せている
さらに、小川選手はバントの技術も向上させている
ZOZOマリンスタジアムで行われた秋季練習では、バントやバスターといった戦術練習に取り組み、金子誠戦略コーチが「できているかは春季キャンプでわかるが、バントは簡単ではない」とその重要性を強調している
小川選手について金子コーチは「一冬を越えてきっちりとバント練習を行った」とし、秋季練習の際から振る舞いやスタイルが柔らかくなったと評価
実際、ライブBPでは一塁側にセーフティバントを決めるなど、実力を示している
春季キャンプ中、小川選手は「昨年結果が出たので、チャンスが増えると思っています
今年こそレギュラーを獲得するつもりで頑張りたい」と強い意気込みを持って練習に取り組んでいる
プロ5年目となる今季、彼はその努力を実らせ、レギュラーの座を掴むことができるのだろうか
小川龍成選手の春季キャンプでの取り組みは、彼の成長とレギュラー獲得への強い意志を示しています。特別な守備練習やバッティング練習に力を入れ、新たに学んだバント技術も実戦で役立っています。期待されるシーズンがどのように展開するか、非常に興味深いです。
ネットの反応
ロッテの小川龍成選手について、多くのファンが彼のプレースタイルや能力に期待を寄せていることがコメントから窺えます
彼は守備においてセカンドとショートのポジションを両方こなせる高いレベルの選手であり、足も速く打撃力も持っていると評判です
そのため、「小川をレギュラーで使ってほしい」という意見が多く見られます
具体的には、友杉選手との併用や二遊間でのコンビネーションに期待する声が多数あります
特に、昨シーズンの経験からもこの二人の連携でピンチを乗り越えた事例が挙げられています
また、「守備の面で小川がチームで一番良い」と評価するコメントもあり、昨シーズンエラーによる失点が多かったロッテにとって小川の守備力は重要な要素とされています
さらに、彼の成長や向上心を評価する意見も相次ぎ、「直向きさが応援を呼ぶ」といった内容も見受けられます
小川選手が守備だけでなく打撃でも活躍することができれば、チーム全体の士気や若手選手たちにも良い影響を与えると期待されているようです
「ショートのレギュラーは彼で決まり」とする声や、他の選手たちと比較しても守備や打撃の面で優れているというコメントが散見されます
また、「今季も期待しています」という声も多く、小川選手の成績や活躍を楽しみにしているファンが多いことが感じられます
ネットコメントを一部抜粋
小川はセカンドもショートも高いレベルで守れる。
小川にも平等にチャンス与えてほしい。
ショートでレギュラーで良くないですか?
この直向きさは応援したくなる。
ぜひ小川にレギュラーを掴んで欲しいですね。
キーワード解説
- バントとは?バントとは、意図的にボールを軽くバットに当てて、ヒットではなくランナーを進めるための打撃技術です。
- 特守とは?特守とは、特別な守備練習を指す言葉で、選手が特定のポジションに必要なプレーを徹底的に磨くために行います。
- バッティングマシンとは?バッティングマシンとは、自動でボールを投げてくる装置で、選手がバッティングを練習するために役立ちます。
- ライブBPとは?ライブBPとは、実戦に近い状況で行うバッティング練習のことで、投手が実際に投げるボールに対して打者が打つ形で行われます。