村上選手は今年から、個人経営のブランドであるドナイヤのグラブを愛用しており、その品質の高さは大手ブランドに引けを取らないと言われています
ドナイヤは日本の東大阪に本拠を置くブランドで、これまでもヤクルトの山田哲人選手が使用していたことから一定の評価を得ています
しかし、村上選手がこの小規模な企業を選んだ理由について、米メディア「エッセンシャリースポーツ」は疑問を投げかけています
通常、プロのアスリートはミズノやナイキといった大手ブランドと契約するのが一般的であり、それによって得られる多額の報酬や国際的な知名度を捨てることは容易ではありません
同メディアは、村上選手がドナイヤと提携した背景には、地元経済を活性化させたいという強い思いがあるのではないかと推察しています
特に、村上選手の選択は、グローバル化の時代においても地域の文化や伝統を守ることの重要性を伝えるメッセージであると言えそうです
さらに、村上選手は「日本のジャッジ」とも称されており、今後のMLBでの活躍に期待が寄せられています
2023年にナイキのジョーダンブランドと契約したアーロン・ジャッジのように、大きな契約を結ぶことが一般的な流れですが、村上選手の選択はその常識を覆すものとなっています
村上選手がドナイヤのグラブを選んだことは、彼の個性や価値観を反映しています。大手ブランドに依存せず、地域経済を支えたいという思いは、他のプロスポーツ選手にも考えさせるきっかけになるかもしれません。
ネットの反応
村上宗隆選手が使用しているグラブが、実は個人経営の無名ブランド製品であるというニュースに対して、多様なコメントが寄せられています
多くの人々は、無名ブランドという表現に驚き、品質についての懸念を示しています
一部のコメントでは、このブランドが東大阪に拠点を持つことで地域の愛着も感じられています
また、村上選手が以前から信頼を寄せていた山田哲人選手が使っていたことも影響しているとの見解があり、個々の選手が道具に対して特別なこだわりや愛着を持つことが重要だとの意見も見受けられました
特に日本人は職人精神や手作り品を大切にし、道具選びにおいてもその傾向が強いとの意見もあります
一方で、アメリカのメディアや文化については、金銭的な価値観を重視する傾向があるとの意見があります
このように、村上選手の選択を巡るコメントは、日本とアメリカの文化的な違いを反映するものとなっており、選手たちが道具によってどのように自分のスタイルを確立しているかが議論されています
ネットコメントを一部抜粋
東スポらしからぬ記事。春が近づいてる。
今は使ってないのかね。
いかにも大坂人が好んで付けそう(笑)
職人気質を好み、手作り品を愛用するのが大和武士。
自分が信頼してる道具を使うのは個人のこだわりがあるから全然いいのでは?
キーワード解説
- グラブとは? 選手が使用する手袋のことを指し、主にキャッチングをサポートする役割を果たしています。
- メジャーリーグベースボール(MLB)とは? アメリカ合衆国とカナダを舞台に展開されるプロ野球リーグで、世界的に人気があります。
- スポーツマーケティングとは? スポーツを通じて商品やブランドを売り込む手法で、アスリートとの契約が重要なポイントです。