アグレスタジアム北谷のブルペンで130球を投げ込んだ高橋は、「ひらめいた」と語り、球速が向上し、曲がり幅が小さなカットボールのコツをつかんだと明かした
彼の新たな武器となるこの変化球を使いこなし、初めての開幕投手の座を狙う
カットボールの進化
高橋投手は、ブルペンでの練習中に、特定の場面で使い分けられる2種類のカットボールを投げることを志向ひらめきの瞬間は、「1球前に左打者の内角へ大きく外れたカットボールを投じた時」に訪れたという
彼は、握りを変えず、直球に近いフォームで投げることで、左打者の内角へ食い込む軌道を達成した
投球フォームの微調整
受け手である捕手の宇佐見と前田は、彼のカットボールに関して「昨年までのカットボールは膨らみがあったが、今日は真っすぐの軌道のまま、寸前で急に曲がる印象」と評価したこれにより、打者にとっては見極めが非常に難しくなっている
高橋宏の武器
高橋は、最速158キロの直球とスプリットを主な武器としており、ナックルカーブや改良されたカットボールが投球のバリエーションを増やす要素となるこうした戦略を持つことで、彼はより一層打者に対する優位性を高めることができるだろう
チームとの連携
開幕までの期間、高橋はこの新たなカットボールを試用し、状況に応じた配球を心掛けていく方針だ自信を深め、新たなバリエーションを持つことで、彼の投球スタイルはさらに進化を遂げることが期待される
高橋宏斗投手のカットボール改良は、彼の成長を示す重要なステップと言えるでしょう。新たな球種を磨くことで、打者にとってはより見極めが難しい状況を作り出すことができると考えられます。今後の試合での活躍が楽しみです。
キーワード解説
- カットボールとは?
- カットボールは、ピッチャーが投げる球種の一つで、主に内角や外角への打者の反応を引き出すための変化球です。通常のストレートと比べて、ボールの軌道が途中でキュッと曲がるため、打者にとっては打ちづらい球です。
- スプリットとは?
- スプリットは、直球から大きく落ちる変化球で、主にバッターを惑わせるために使用されます。投球の際にボールを2本の指で挟んで投げるため、球が地面に向かって落ちる印象を与えます。
- ナックルカーブとは?
- ナックルカーブは、ピッチャーがナックルボールの握りで投げるカーブの一種です。ボールの回転が鈍いため、予測が難しく、打者にとっては打ちにくい球種となっています。