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阪神・ネルソン、来日初登板で手応えを示す

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 「阪神春季キャンプ」が行われている宜野座で、新外国人投手のニック・ネルソン(29)が、前フィリーズ所属の選手として初めて打者相手に登板した

彼はライブBP(打撃練習)で、井上選手と高寺選手を相手に25球を投げ、その結果、一応の好調を見せた

 特に注目されたのは「魔球」とされるナックルボールであり、ネルソンはこの球種を4球試す姿が見られた

ライブBPでは安打性の打球を1本に抑えたものの、ボール球が半数である12球にも上ったことから、投球に多少の荒れが見受けられた

デイリースポーツの評論家である佐藤義則氏は、ネルソンの投球を「まとまりの良さが目を引いた」と評した

 外国人投手の実力はシーズンの成績に大きく影響するため、阪神にとって彼のパフォーマンスは非常に重要である

ネルソンの投球を見た評論家たちは、特にナックルボールの動きに関心を寄せており、この球種が制球されれば、リーグでの成功の鍵を握る存在となるだろう

 直球に関しては、現時点では可もなく不可もなくという印象だったが、フォームが安定していることから、制球力は高いと予測されている

四球による崩壊が考えにくい投手であり、リリーフとしての起用も期待される

さらに、ブルペンではデュプランティエ投手の存在も注目されており、彼のストレートには威力があり、ゲーム終盤のマウンドを任せられる素質を感じさせる

今回のネルソン選手のパフォーマンスは、阪神のシーズン成功に向けて期待が高まります。特にナックルボールを活かす投球ができれば、プロ野球界において非常に重要なピッチャーとなるでしょう。また、新外国人選手の成長も注目です。
キーワード解説

  • ナックルボールとは?投球時に手首のスナップを使わずに投げることで、ボールが予測不可能な軌道で変化する特殊な球種です。
  • ライブBPとは?打者とピッチャーが実戦さながらの状況で練習を行うプログラムで、ピッチャーの投球力を測る目的があります。

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