しかし、DeNAの伊勢大夢投手(26)は、ブルペンにて106球に及ぶ投球練習を行いました
これは、15日に予定されている中日との対戦に向けた準備の一環です
伊勢投手は、「調子が悪いので自分に腹が立って投げました
真っすぐが引っかかっていた」と、自身の投球状態について率直に語りました
最初は約30球の予定でしたが、実際にはそれを大きく超える熱心な練習になりました
先発転向を志願している彼は、シーズンオフも精力的に練習を続けており、疲労も目立ちます
伊勢投手は、「感覚がいいのに、いいところにいかない気持ち悪さ」と続け、自身のボールが期待通りの所へ行かない理由について分析しました
投げ込みを行ったことにより、「(先発は)調子が悪いときにも投げなければならないので、自分をコントロールする練習になった」と、この日を振り返りました
投球内容を計測した小杉投手コーチは、「リリースの高さが伊勢の感覚では上がっていないのに、表示が高かった」と説明し、数値に関するストレスを軽減するように助言しました
三浦監督は、「調整を見極めなければならない
実戦で見ています」と語りつつ、初対外試合となる中日戦に向けたチームの進捗を注視しています
これが、伊勢投手にとって開幕ローテ入りへの第1の関門となるでしょう
この記事からも明らかなように、伊勢大夢投手は自己研鑽の姿勢を見せており、厳しい練習を通じて自らの可能性を開こうとしています。特に、調子の悪い中でも先発としての役割を果たすためのトレーニングは、今後の試合を左右する大事な要素となるでしょう。
キーワード解説
- ブルペンとは?:ブルペンは、投手が試合前にウォームアップを行う場所を指します。ここで行う練習は、投手の調整や感覚を確認するために重要な役割を果たします。
- リリースとは?:リリースは、投手がボールを放す瞬間を指します。このタイミングや投球フォームがボールの飛び方に大きな影響を与えるため、非常に重要な要素です。
- 先発投手とは?:先発投手は、試合の初めに登板し、長いイニングを投げる役割を持つ選手です。先発の仕事は、試合の流れを支配するため、その準備は特に重要です。