前フィリーズから加入したネルソンは、この日は井上、高寺を相手に計２５球を投げ、その結果として安打性の打球は１本だけに抑えるという内容でした
ナックルや様々な球種を披露
このライブBP（練習試合形式の打撃練習）では、半数を占める１２球がボール球であったものの、「魔球」と称されるナックルも４球試しました打席に立った高寺は「見たことない」と驚きを隠せず、首脳陣からの評価も上々でした
緊張感あふれる場面と体験談
スタンドからは善戦の叫びが上がり、ネルソンも日本式の礼を交わしました井上は「痛ッ」と叫びつつも笑顔で助け船を出し、まさに緊張感が漂う打撃練習が繰り広げられました
魔球の球速と変化
ネルソンが投じるナックル球は一般的な１００～１１０キロ台を超え、なんと１２０キロ台という特殊な特徴があり、球速はまさに驚異的です元広島のナックルボーラー・坂田と比較した際にも、「イメージしていた球より速いんです」との証言がありました
今後に向けての抱負
ライブBPを経て、ネルソンは課題も語りました「特にチェンジアップは対応していかなきゃいけない」とし、日本独自のボールへの適応が必要だと述べました
この勤勉な助っ人は日本食に対しても前向きで、「馬肉がおいしかった」と笑顔を見せています
また、「チームの勝利に貢献できる役割であれば、どこでも大丈夫だ」と話し、さらなる飛躍を誓いました
次回のクールではシート打撃登板を予定しており、虎の魔術師としての役割が期待されています
阪神の新外国人ネルソン選手がキャンプで披露した投球が注目されています。彼のナックルやチェンジアップの球種は特に評価されており、今後の活躍が期待されます。日本のボールに対する適応についても言及しており、彼の対応力が鍵となるでしょう。
キーワード解説
- ナックルとは？：ボールが無回転で飛ぶ球種で、その軸が安定しないため、バッターにとっては非常に打ちづらい球です。
- チェンジアップとは？：投球の中で最もバッターを惑わせるための球種の一つで、直球に似せた軌道で投げられ、急激に球速が落ちます。
- ライブBPとは？：打者と投手が実戦に近い環境で対戦し、投手の実力を評価するための練習です。
