全体練習が正午に完了し、その後も室内練習場にて打撃練習を続けた
浅野選手は「打撃は悪くないと思っているが、試合でどうなるかは分からない」と試合に向けて気を引き締める姿勢を見せている
初実戦となった11日の紅白戦では5打席中、内野安打1本と1失策と結果は満足のいくものではなかった
翌日には、阿部監督からマンツーマンでティー打撃の指導を受け、「しゃべる力もないくらい振った」と練習の辛さを振り返りつつ、期待を感じている様子
「たくさん協力してくださっている」と感謝の意も忘れなかった
昨季、浅野選手は夏場に一軍昇格を果たし、先発に定着
しかし、勝負所の終盤ではパフォーマンスが影を落とし、外野守備でのミスも続いた
今キャンプでは、打撃の強化だけでなく、早朝や居残り練習で飛球やゴロの捕球も繰り返し、大切な基礎を体にしみ込ませる努力をしている
身長171センチという小柄ながらも、筋肉質な体つきで若手の中でもひときわ目立つ存在の浅野選手
「へたくそなんで、練習あるだけ」と自身に対して厳しく、自主練習にも励んでいる
浅野選手の練習に対する真摯な姿勢は、若手選手としての成長に欠かせない要素です。彼が実践を通じて得た経験が、今後の試合でどのように活かされるのか、非常に楽しみです。特に、監督からのマンツーマン指導は、選手にとって貴重な学びの場となります。
キーワード解説
- ホープとは?: チームやスポーツの将来を担う有望選手を指す言葉です。
- ティー打撃とは?: バッティング練習の一環で、ティーと呼ばれる台の上に置いたボールを打つ練習のことです。
- 紅白戦とは?: チーム内の選手を赤と白の2チームに分けて行う練習試合です。