エースたちのライブBP登板
この日のライブBPには、4年連続で規定投球回を達成し、2年連続で二桁勝利を挙げた小島和哉、昨季初めての規定投球回に達した種市篤暉、そしてソフトバンクからFAで移籍した石川柊太という期待の先発投手たちが登場しました小島和哉の投球内容
小島は、「まずはストライクを取ることと、しっかり真っ直ぐを力まずにコーナー狙って投げることを意識して投げました」と話し、20球を投げました彼のチェンジアップは特に良い落ち感があり、打者の中村奨吾を空振りに仕留めたことも印象的でした
本人は、真っ直ぐのスピードが上がれば、フォークのスピードも自然に向上すると考えています
寺地隆成の評価
小島の球を受けた捕手の寺地隆成は、「球速はあまり出ていなかったと言っていましたが、強さやキレを強く感じましたチェンジアップも打者のタイミングがずれていたと思います」と述べました
種市篤暉のパフォーマンス
種市もライブBPで26球を投げ、特にフォークとスプリットのキレが良かったと寺地は証言しました彼のスライダーは130キロの球速が予想され、右バッターを相手に有効に働くと期待されています
打撃陣の好調
打撃陣では和田康士朗が目立ちました彼は昨季からの課題を克服し、センターから反対方向に打つことを徹底、良いスイングができていると自信を述べました
特に、石川からの打球は右中間フェンスに直撃し、種市からも好打球を放ちました
山口航輝の成長
7年目の山口航輝も成長を見せ、初球から自信を持って対処できたことを述べました彼らは15日からの楽天モンキーズとの練習試合に向け、実戦でのパフォーマンスの継続を目指しています
まとめと今後の展望
ロッテは春季キャンプの中でエース投手たちの調子が非常に良く、打撃陣も好調を維持しています今後の実戦でもこの良い流れを続けたいところです
今回の春季キャンプでは、ロッテのエース格投手たちが注目を集めています。特に小島和哉選手と種市篤暉選手がライブBPでのパフォーマンスを披露し、今シーズンへの期待が高まっています。打撃陣の和田康士朗選手の成長も見逃せません。実戦を通じて、この調子をさらに維持してほしいです。
キーワード解説
- ライブBPとは?ライブBP(バッティング・プラクティス)は、試合形式に近い状況で行う練習のことです。投手が実際に打者に投球し、打者はそれを打つことで、ゲームに近い状態での練習ができます。
- チェンジアップとは?チェンジアップは、投球の中でスピードが遅く、変化する球のことです。打者は速球を打つ準備をしているため、打ち損じることが多い球種です。
- スプリットとは?スプリットは、投げ方によって球が落ちる特性を持つ球種のことです。投手が投げたボールが急に落ちることで、バッターはタイミングを外されやすいです。
- フォークとは?フォークは、手首を使ってボールを落とすように投げる球種の一つです。フォークボールと呼ばれることもあります。特に打者にとっては、スピード感が遅く感じるため、打ちにくい球です。